スネイク君:……あ、マエストロさん、久しぶり!お元気ですか?……
マエストロ竹下:おお!俺のHells Bellsはいつでも鳴り響いているぜ!
ス:な、なんですか?地獄の鐘?
マ:なんだ、AC/DCを知らないのか?つい先日の来日公演に行ってきたんだよ!
ス:あ!あのオーストラリアのベテランバンドですね!どうでした?
マ:言わずもがなだ!アンガス・ヤング、最高だったぜ!!
ス:ランドセルに半ズボンの人ですよね(笑)
マ:そう!1973年以来、ずーっと同じスタイルで最高のロックンロールを弾き続けているんだ!そんなアンガスの愛機がこれ、GibsonのSGだ!!
マ:SGも年代によっていろんなバリエーションがあるんだが、アンガスは1968年頃のSG Standardがメインだな。っつーか、ほとんどこれ一本。いわゆるラージ・ピックガードのモデルだな。で、今ここにあるヤツはその復刻モデルだ。
ス:僕、Gibsonって言ったらレスポールしか弾いた事が無いんですけど、どんな感じなんだろう?
マ:弾いてみるかい?
ス:ボディが薄いから軽いですね!
マ:レスポールがだいたい4kg半ばだから、それに比べるとSGはずっと軽いね。アンガスは走り回りながら弾くから軽いギターを選んだのかもしれないな。
ス:ネックのジョイントがボディからほとんど外に出てるから、ローポジションが遠く感じます(笑)
マ:うむ。そのおかげでストラップで下げた時にヘッド側が重くて落ちちゃうから敬遠する人もいるんだが、まあ、好きずきだろうな。
ス:ザクザクとリフを刻むとめちゃくちゃ気持ちイイですね!
マ:レスポールに比べると歯切れが良い感じだろう?アンガスみたいにリフでグイグイ弾き倒すのにピッタリだな。そしてなによりダブルカッタウェイのボディとあいまって、ハイポジションがめちゃくちゃ弾きやすいんだ!
マ:うおー、ライブの感動が蘇ってきたぞ!
Thunderstruck/Shoot To Thrill
AC/DC Angus Young – Best Guitar solo ever ス:すげえ!!
マ:だろ?30年以上ずーっとこのスタイルでやり続けていると思うと、もうオッチャンは涙がでてくるよ。
ス:お勧めのアルバムを教えてくださいよ。
マ:全部。(笑)って言っちゃうと話が終わっちゃうから、入門編はこの2枚かな。
Back in Black
AC/DC Live
マ:不器用だけど、「俺はコレしかできねぇ。っつーか、コレしかやらねえ!!」って気迫がたまらねえんだよ〜(涙)
ス:なに泣いてるんですか、いい歳して!
マ:いいじゃねぇか、感動してるんだからよう。よし、俺も明日から半ズボンでライブするか!
ス:それは見たくないなぁ……(笑)
スネイク君:ライブハウスを沸かす現役ロッカー。 彼がギターを弾くイカしたバンド、
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