ほっこりが楽しく嬉しくする季節

tomoka201309.jpg実りの秋は食欲の秋! みなさん太るなぁ〜などと言いますね。
私は食欲の春! 食欲の夏! 食欲の秋! 食欲の冬!で、一年中食欲がついてまわります。
だって、季節ごとに美味しいものがたくさんあるでしょう?
中国では常に『食』を大切にしているので、こういった食欲の秋や"医食同源"といった言葉は使わないようです。
食べることは季節を感じたり、温度や香り、味や見ため、食感、食べたことにより体が温まったり、冷たくなったりと『五感』を使い感覚を養う大切なこと。
だから、この季節に飛び込んでくる 栗やかぼちゃや銀杏やきのこなどを見かけると想像力をかきたてて、わぁっ!とウキウキしますね。
慌しい現代、惣菜や弁当といった簡易的なものが多く売られていますし購入する方も多いと思います。お腹は満ちても心までは満たないのを感じませんか?
忙しいからこそ、食材を見て季節を感じたり、調理しながら部屋に立ち込める香りが家族の自分自身の心を和ませてくれる。手作りの食事は最大のリラクゼーションだと思います。美味しいものを見たり、良い匂いがしてきたら誰だって怒る人はいないでしょっ!

夏の熱された大気は地中へと納まって、植物も大気に発散していた水分を地中に蓄えるこの季節、キャベツやかぼちゃ、玉ねぎなど地面近くでできる、丸いお野菜は甘みがぐっと増し、夏の疲れを覆うようにやさしくほぐしてくれます。
見ためにもほっこりするこの季節の野菜達の姿が丸く穏やかな色なので肥ゆる秋とも言うのでしょう。
夏よりは火を使う時間を長くしたり、お野菜のカットを少し大きくしたり軽く天日干しにしてみたり、お味噌の使う料を増やしてみたり、この季節ならではのお野菜と調理法で穏やかで心地の良い秋を過ごしてみませんか?

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