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日本公開初日の8月14日（火）、六本木ヒルズアリーナにて、映画『アベンジャーズ』のジャパンプレミアが行なわれ、レッドカーペットセレモニーに、本作のプロデューサーを務めるケビン・ファイギ、監督のジョス・ウェドンに続き、シールドの長官ニック・フューリーの声優を担当した竹中直人とアベンジャーズの紅一点、最強の女スパイ ブラック・ウィドウの声優を担当した米倉涼子が登場。そして、最強のヒーローたちの代表として、彼らを束ねる長官ニック・フューリーを演じたサミュエル・Ｌ.ジャクソンが登場。集まった多くのファンの声援に応えた。引き続きアリーナ特設ステージで舞台挨拶が行なわれた。

MC：今のお気持ちは？
監督：もちろん、今の気分は最高！ 今日集まってくれたみなさんは、サミュエルではなく僕目当てだと……（笑）。
ケビン：本当にありがとう。やっと『アベンジャーズ』を日本のみなさんにも観てもらえることができ、なにより嬉しいです。
サミュエル：日本の映画の観客はもっとも素晴らしい観客。『アベンジャーズ』を日本のみなさんに気に入ってもらえたら嬉しい。
竹中：まさかサミュエル・Ｌ.ジャクソンさんの声を私が演じられるなんて！ 本当に夢のような時を過ごすことができました。サミュエルさんにはちょっと失礼かもしれないですけど、ぜひ日本語吹き替え版で観てほしいです（笑）。
米倉：私はＬＡプレミアに参加させていただいて、みなさんにお会いしているんですけど、あの活気から4カ月経ちました。いよいよ日本のみなさんに観てもらえることがとてもて嬉しいです。とにかく本当におもしろい映画です。さすがジョス（監督）！といった感じです。たくさんの方に観ていただきたい映画です。
MC：竹中さん、実際のニック・フューリー長官に会われた感想は？
竹中：存在自体に迫力があって、もう〜、見とれてしまいます（笑）。まさか、自分が横に並べるとは思ってもいなかったので……。

MC：サミュエルさんはいかがですか？
サミュエル：竹中さんに演じていただいて光栄です。素晴らしい俳優であることは知っていました。このキャラクターに命、そして深みをあたえてくれたと確信しています。
MC：米倉さん、紅一点の最強女スパイであるブラック・ウィドウを演じていかがでしたか？
米倉：スカーレットさんにお会いした時、いろいろアドバイスをもらいました。前の日はジャック・ダニエルをいっぱい飲んで、タバコを吸って、カラオケに行って、ガラガラ声で演じてくださいって言われました。それはできなかったですけど（笑）女性1人なので、男らしく、かつセクシーに演じられるようがんばりました。
MC：米倉さんに会われてどんな印象をお持ちですか？
監督：スカーレットって誰ですか？と忘れてしまいそうになるくらい彼女は美しい。
ケビン：ぜひ、直接お話しをさせていただきたい。スカーレットがバケーションに出かけた時などに米倉さんの携帯がなるかもしれません。よろしくお願いします（笑）。

MC：映画『アベンジャーズ』の注目ポイントは？
竹中：注目のポイントは、私がサミュエルさんの声を演じているということでしょう！ 冒頭のシーンで「被害の状況は！」とセリフを言うんですけど、その瞬間からしびれちゃって……。自分でなに言ってるんだって感じですね。失礼しました！（笑）
米倉：ひとりでも映画になってしまう７人のヒーローたちが活躍する映画はとてつもないパワーを持っています。ラストのニューヨークの街が壊されるシーンのスケールに驚きました。そういったところを観ていただきたいですね。そして、次回作の私の出演に期待していただきたいです（笑）。

その後、フォトセッヨンが行なわれ、最後にサミュエルが日本語で「東京！ ありがとう！オリンピックの後はアベンジャーズを観よう！」と締めくくり、会場につめかけたファンから大きな声援がわき起こった。

★本年度オープニング記録樹立！ 夏興行を、そして全世界制覇!!
初日とジャパンプレミアが同日という常識を覆すオープニングとなったこの日、全国の843スクリーンで一斉に上映が始まった。中でもTOHOシネマズ 六本木ヒルズでは待ちきれないファンのために午前0時から上映を開始。先売り開始後早々に売り切れたという報を受け、ジョス・ウェドン監督による舞台挨拶が実現。深夜の終映をものともしない、この日を待ち望んでいた熱狂的なファンたちが大きな拍手で監督を迎えた。
全国各地でも朝一番から満席の劇場が続出。客層も洋画のヘビーユーザーである40代以上の映画ファンだけでなく、小学生の親子連れから若いカップルなどの幅広い層が劇場に足を運び2012年度、洋画No.1を狙える好スタートを切った。