アイス日和

datin0307_01.jpg2月12日(日曜日)
快晴!と言ってもいい。数日前の寒波襲来はどこへやら「さすが立春過ぎるとこうなの?!」と思うぐらいの上天気。
諸事情で赤岳山荘到着は11:30。くだんの「親子丼」でお昼してアイスゲレンデ「おばちゃんキャンデー」へ。
オーバーパンツもヤッケも必要なし。ミッドレイヤーとフツウの冬パンツだから(中にパッチは履いてたが)、身のこなしも軽い。爽快クライミング!時間の経つのを忘れるね!
この日の泊まりはルートイン第2諏訪インター。

datin0307_02.jpg2月13日(月曜日)の朝ごはん。
FBに画像UPしたら「量、多いよ」言われた。やっぱり?!
「身体、動かしたから」を言い訳にしてます、はい。

datin0307_03.jpg本日のアクティビティー:湯川・佐久の氷柱クライミングへ。ルート名をミクロトワンソンというらしい。なんでも韓国?だかのトワンソンに似ているから、その小さい版ということだとか。
映っている細い鉄橋を渡って、氷柱上からいったん懸垂して降りる。その懸垂地点のすぐ脇に鹿の屍(「シカのシカバネ」とか駄洒落たわけじゃなく)が。片足と頭はまだそのまま原型を留めているのに、身体は消失。背骨とあばら骨がちゃんとつながった状態で雪の上に残っている。きれいに「中身を食べられた」と推測される。その証拠に少し離れたところに死闘の跡も生々しく、鹿の毛が散乱している。一体、どんな獣が「ご馳走」に預かったのやら。
食物連鎖、自然の摂理とはいえ、気の毒でカメラは向けられなかった。

氷柱はよく発達しているんだが、気温上昇で融け出したかして、全体的に薄くなっている。
全体崩落しても危険なので、1本ずつ登ったところで上がって、他のルートを探ることに。
*登っているのはMさん。

datin0307_04.jpgスケールの大きい、アイスミントブルーの美しい氷壁だが、何しろ薄い。倒木が落ちてきたり、氷塊が広範囲規模で崩落する危険もありそう。だし、だいち対岸に渡渉ができそうにない。

datin0307_05.jpg神業の神秘に打たれる。しばし見とれる。

datin0307_06.jpgグラスドールのドレスのよう。バイルの打ち跡さえ、ビーズをあしらったかに繊細かつ麗美!ドレス下方は明らかに崩落した痕跡。

歩き回っても、登れそうな氷は見つからず、湯川を後にした。

datin0307_07.jpg帰り道。道々、道草のニシンそばなど、清里のそば処『さと』へ立ち寄り、「翌日も活動」組の人らの宿・石和温泉『慶山』へまたもや道草・日帰り温泉で湯に浸かり、こんなのもたまにはいいな〜と。

『慶山』って五つ星なんだって。ご飯食べてけばよかった!!

*そば処『さと』(山梨県北杜市高根町清里3545 電話 0551-48-4188)
*石和温泉『慶山』http://www.keizan.com/

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