空振りばかりの買い物三昧

このたび初めてインドに来るという長男。
よく考えたら、食器も揃っていないし、寝具もままならない状態だ。まだ夜中は冷えるデリーの2月。当然布団も枕も必要だ。

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息子にはグリーン系、エヴァに赤系を用意。
さあ、これで万全のはず……
大きなモールでゲスト用のタオル大小合わせて8枚とシーツ、枕カバーセットになっているのを2組。そして冬も夏も使えそうな布団と枕を買った。ついでに春用の主寝室用ベッドカバーもコットン生地で良いのがあったので奮発した。殺風景な部屋が明るくなった。

日本やドイツ製のモノは、布団カバーと枕カバーとお揃いの柄が多かった。ここインドはシーツと枕カバーが同じ柄で1セット単位として売っている。シンプルな無地の青など探してもシングル用のシーツはなぜかとても派手。目が覚めるような色合いに、柄もとてもシンプルとはほど遠いものであった。
息子が帰ったらテーブルクロスにでもなりそうな、しっかりした生地だ。

月末にはツアコンをしている大親友エヴァがオーストリアから来るので奮発して買った。彼女は仕事後の2週間、我が家に泊まれると言ってくれたからだ。

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寝具……って、派手ですねえ(笑)。
とてもインドらしい柄とも言えそうですが
食器類はいつもコレクトしている象シリーズだから迷うことなく購入。大きなお皿とコーヒー用のマグカップ、スープ用のボール取り皿とケーキ皿など。日本で普通に出て来るスープ皿はココではお目にかかったことがない。スープは丸いボールに入って出てくるのが普通だ。お椀より一回りミニサイズと思えばいいだろう。

これでいつ来ても準備万端とウキウキしていたら……まず息子。あまりの大寒波による影響でインフルエンザが大流行りのウィーン、とうとう腸からくる風邪をひいていまい、目眩が激しいから来られないとのこと。海水浴ができる気温30度のゴアまで足を伸ばし、5日間の休日を楽しませてあげようとプランを練っていた私はガックリ。

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食器に使われている象のモチーフは、
日本人にも大人気
息子と入れ違いにエヴァが来るし、まあいいかと慰めていたら、なんと彼女、仕事では来るがビザが延長できなかったという。ツーリストビザは30日間しかと取れないらしい。到着が夜中ということで、3年ぶりに会うことも出来ない。ツアコンは多忙で、デリーに夜中に到着して観光の後は、もう他の街へ移動してしまう。

食器も寝具もタオルも新しいものを買って楽しみにしていた矢先のこと。
買い物だけはしっかりできたが、肝心のゲストはどこよ?と相成った。
どなたかのおこしをお待ちしております(笑)。