ブルーベリーは拙宅の裏庭にもあるのだが、
当てにならないからこれも買い 8月中旬。暦の上ではもう立秋が過ぎたとはいえ、日本は暑さも盛りのころだろうか。ここオタワ近郊も、この夏はとても暑い日が続いた。
しかし、8月に入った途端に、風がひんやりと感じられ、朝夕は寒いほど。あ〜、夏ももう終わりだよね……という哀愁とともに、ココロはすでに秋の味覚へと飛んでいる(笑)。
が、巷には夏の味覚であるベリー類がたっくさん出回っているのだな、これが。ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリーなどなど。ふ〜ん、これもベリーなんだぁ……と、勉強になる。
6本で3ドル。消費税13%込み! オタワ近郊を含むオンタリオ州には農家が多い。何を隠そう(って、別に隠してないけど?)、牛を飼い、畑を耕し、家族で農業経営する人々も多いのだ。そして、地元で収穫した農作物を地元で消費しようという意識も高く、オタワ市内には何カ所も「ファーマーズ・マーケット」という市(マルシェ)が立つ。毎年、6月初旬から9月下旬までの夏季限定で、おおむね週1回。毎週行く!というヘビーユーザーから、「ぷらっとマルシェ」的ひやかし客まで、いろいろだ。
ウチの近所のマルシェは、毎週金曜日の11時過ぎから夕方5時まで。ショッピングモールの広場にチョコっとだけのものだが、週一で定時にその場所で開催されるというのは妙にココロ踊るから不思議だ。他の地区に比べると、恐ろしく小規模なのにも関わらず、駐車場が広くて無料というのが魅力なのか、やっぱり人々は集って来る。そういう私も、旬の味を求めてオープンカーをぶっ飛ばして、金曜は一番乗りを目指すのだ!
結構いろんな野菜があってビックリ。
もっと料理の腕を上げなくては……
いちばん行列が出来ていたのは、なんとパン屋さ〜ん
このツブツブ感、ランチに2本を生で完食。まいう〜! 出店店舗数は少ないものの、蜂蜜、有精卵、ムースや鹿といった獣の肉などもあって面白い。メインはやっぱり、野菜の販売だ。きゅうりやトマトといった定番夏野菜のほか、カナダではマイナーなナスも数種類を発見。ズッキーニ、ブロッコリー、カリフラワーも、トリコロールで目に鮮やかだ。
今回は、トウモロコシが山のように積まれていた。近隣農家の強みは、早朝収穫してそのままマルシェへ運べることか。プリプリの粒がずらりと並んで、いかにも元気で美味しそう。これは買うしかないよね、と夫婦2人だけという家族構成に、6本も買ってしまった。
速攻で帰宅後、実は茹であがるのを待ちきれずに、なんと私は生のもろこしにかぶりついた。生もろこし初体験。うふっ。これがまた、異常にウマい! 歯ごたえ抜群、しかも甘くてコクがある。なんでもっと早く試さなかったのだろうかと思うわ、マジで。
さて、来週はなにを買おうっかなあ〜。