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vol.49:三鴨絵里子明日元気になってもらえる舞台を

劇団ラッパ屋の看板女優。 多数のドラマや映画、CMの出演も多い。パワフルで色気のある芝居に定評があり、ファンも多い。1/17〜25まで公演していたラッパ屋の「ブラジル」、平日の昼だというのに紀伊國屋ホ...

vol.48:木村憲司拾った命を山岳界のために!

昭和の日本山岳史を紐解けば必ずその存在を目にする木村憲司氏。登山家の中ではもはや伝説となっている。登山家のつてをたどり、今回お話を伺うことができた。お会いした木村氏は物静かで、昭和21年生まれとは思え...

vol.47:塩田朝康カフェのようにバーを定着させたい

五反田駅周辺には、オーセンティックなバーがほとんどない。徒歩10分圏内でも2〜3件というところだ。そんな中、駅から徒歩2分という近さで、「樽の水」の看板を見つけ、試しにと即入ってみた。これが、オ...

vol.46:古今亭志ん輔垢は落として、苔を生やす

インタビューに先がけ、上野の鈴本演芸場に、古今亭志ん輔さんが出演する寄席を観に行った。筆者としては、初の寄席体験。それどころか、落語をちゃんと聴くのも初めてといってもいいくらいだったから、「退屈...

vol.45:川崎 誠五感を刺激する「香り」の世界

「僕は元々、線香の匂いが大嫌いだったんです」 新潟唯一の薫香専門店『香り小町』に併設されたカフェスペースのカウンター越し、穏やかに微笑む川崎誠さんが、お香を扱うお店を経営している理由は?彼の生い...

vol.44:松岡広子 皆さんに美味しい紅茶と出会って欲しい

「美味しい紅茶に出会えれば、きっと紅茶を好きになります」 と語るのは、インターネットショップ「Tea Please」を運営する松岡広子さん。確かに、コーヒーはスターバックスをはじめ、こだわりを持...

vol.43:依田哲也「知らない」ことが許せない!大人げのなさが原動力

「俺でいいの?本業でDJやってる若い子のほうが記事になるんじゃないの?」 ケーブルテレビの工事業務で生計を立て、趣味としてDJ活動をしている52歳の依田さんは、そう言って笑った。 彼の噂を耳にしたの...

vol.42:高橋一郎たばこ屋は街中の人と知り合いにならなきゃダメ タスポだっておんなじよ!

相模原に、スゴイたばこ屋があると聞いて、訪ねてみた。ホームページがなく、インターネットにもほとんど情報がない。住所を頼りにたどり着くと、「世界のたばこ500種類」とだけ書いてある看板を掲げた小さ...

vol.41:橋本明子ボランティア活動の原点は「今何が必要か」を考えること

橋本明子さんが代表を務める「血液情報広場・つばさ」のオフィスを訪ねた。 その日は分厚い雲が空を覆いつくし、激しい雨が止むことなくアスファルトを叩きつけていた。誰でも、気持ちが重々しくなるような...

vol.40:山崎博子『女性監督にカンパイ!』にカンパイ!

今でこそ、女性の映画監督が増えてきたが、以前は完全に男性中心だった映画界。そんな時代に、映画を作りたい一心で海外に飛び出した人がいる。山崎博子さんだ。80年の映画留学をはじめに、角川春樹監督「天と地と...

vol.39:野澤鯛損「釣りキチ三平」発「釣りバカ」経由のフィッシングメッセンジャー

春まだ浅い瀬戸内海の島で、年1度の海びとの集い「海辺の環境教育フォーラム」が開催された。フォーラムには、自然保護に携わる人、水族館関係者、教育現場の人など、名前の通り海の環境教育に関わる人々が参...

vol.38:久米たかし写真で伝える銭湯のぬくもり

東京の下町・谷中。道ばたの小さなお地蔵さんにお花がそえられている‐‐‐そんな町筋の小さなカフェで、谷中のおふろやさんを撮った写真展が開かれた。 その名も『谷中・初音湯』。 写真家・久米たかしさん...

vol.37:水上 均「晩ごはん食べに、うち来ない?!」を仕事にしたら…

■まずは市場へ■ 「クッキング・イベント・コーディネーター」耳新しい肩書きを名乗る水上 均さん。「旨いものを食す」こととイベントごとのあるところ、請われれば、どこへでも出かける。 料理人としても...

vol.36:吉原宜克アウトドア人生、これでヨシ、すべてヨシ。

吉原宜克(よしわらよしかつ)通称ヨシ。実にいい名前である。ヨシは決意の「ヨシ!イクゾ」であり、努力の「ヨシ、ガンバルゾ」であり、結果の「コレデヨシ」でもある。 昭和23年房総半島九十九里浜で産声...

vol.35:馬渕 悟人生! それこそが文化人類学!!

好きなこと、やりたいことだけをやってきた 恩師の「女房、北海道出身だったよね」で1989年、東京から津軽海峡を渡った。「3、4年で帰すから」を念頭に置いた北海道行きだったはずが、いざ「そろそろも...

vol.33:古瀬浩史「自然」と生きる、中年のび太

インタープリターという言葉をご存じだろうか。ひとことで言えば「自然の案内人」。 ただ、自然のなかの木や生き物などの名前を教えるだけでなく、その場所の生態系、そこに暮らす人との関わり、歴史など、さ...

vol.32:上野隆幸軽井沢で築窯・第2の人生!

「どうして『陶芸家になっちゃったか』よくわからないんです」 陶芸家・上野隆幸氏は首をかしげた。 「土」に魅了されたとしか、言いようがない。ただの「土くれ」が美しい形に変わる。水ひき・成形の時の、...

vol.31:Thomas G. McBayこだわりコーヒーで目覚める街

場所はカリフォルニア州ロスアルトス市。 小さなダウンタウンは通常目にするざわめきとはまるで無縁で、どこかの高級避暑地を思わすほどゆったりとした空気と時間に包まれている。 その一角にこの夏新しくオ...

vol.30:椎名勝巳バリアフリーな海の魅力を伝えたい!

静岡県伊東市に、赤沢漁港というスキューバダイビングのポイントがある。 もともと漁船を引き上げるための、なだらかなコンクリートスロープを利用して、ダイバーは海に入っていく。 ウエットスーツに身をつ...

vol.29:津田忠彦京劇って、面白いんですよ

京劇にかかわって早くも20年になる。日中文化交流の一環として、代表を務めていた劇団世代の訪中公演が行われた1984年、訪中団団長としてさまざまなトラブル処理に追われ、睡眠時間2時間という過酷なスケジュ...