トップページ >  連載 >  これが Momi Style

<春の夜に>

momi177_01.jpg 久しぶりに"こどもの国"に行きました。
"こどもの国"は近く(横浜市緑区)にある公園の様な施設で、現皇太子生誕を記念してつくられました。
広大な敷地の殆どは自然のままで、素朴な遊具や家畜のいる柵、池等が点在する"開発の手が及ばない"様な世界。
確か売店も無く、お弁当やピクニックセットを持って遠足によく行ったものです。
家からは比較的近いので学校行事としても、個人的にも遊びに行く時は徒歩。
行く時からしてまさに遠足。今回初めて電車やバスで行ったのは妙に新鮮でした。
なんで○○年ぶりにこどもの国に行く気になったのか・・・
夜桜の為に夜も開放するという情報を聞き、その上珍しく屋台も出ると言うのでふいに行く事に。
こどもの国ですから普段は夜には閉園してしまう訳です。
久しぶりのこどもの国は懐かしく、今の時代にしては大きく変わっていないのは、うれしい気がします。 でもよくよく見るとオモチャみたいなジェットコースターがあったり、入口にはレストランも出来ていて何だか苦笑。
子供のころ遊んだ滑車で移動するの(アレはどういう動詞を使うのかナ?)や、巨大バネの上を飛び跳ねて進むのや、ドラム缶が浮かぶじゃぶじゃぶ池はどうなったのかな〜。
夜なので入れる場所が制限されていましたから確認できませんでしたけどね。

momi177_04.jpg 入園するとまずは屋台へ突進。定番からエスニック系、まだ寒いのにかき氷!かっぽ酒まで!!
子供の国なのにぃ〜。
この日は風が強かったのですが、ばっちり防寒スタイルで行きましたよ。
だから風がびゅーびゅー吹き抜ける広場のベンチでもヘイチャラ。
だんだんと暮れてくる空を楽しんでいたら、ぽっかりと月が出ました。
雑木林の木々の隙間から見えていた月は、徐々に上がっていきます。
今日の月は少し満月に届きません。
日本人が毎日少しずつ満ち欠けする月に"月の出を待つ"という視点でつけた数々の名前。
待つということの豊かさを感じます。
さて、お腹も満足したのでそろそろ夜桜を堪能しに小道へ。

momi177_03.jpg
momi177_02.jpg本当はサイクリングコースの小道を今日は夜桜コースに開放しています。
街中で見るより背の高い桜の、その空高く月が見降ろしています。
建物や街明かりから離れた丘陵の中、暗い空に浮かび上がった桜と月は着物の柄の様。
空いっぱいに枝を広げた桜に包まれる感覚が、桜に酔ったかの気分にさせられます。
日本の多くの地で2年ぶりのお花見の春を迎えています。
きっと去年の春にも同じ様に咲いていた桜に"ご苦労さん、どうも"と、声を掛けつつの花見です。

–イベントのお知らせ–

えんどう もみ Summer Collection

ドリーミーカラー
ドリーミーガール
ドリーミーモード

夢を見よう!

横浜高島屋 2階 プラダ前 特設会場
5月9日(水)〜15日(火)

銀座松屋 2012S/S Collectionの様子はこちら
ギャルリー ワッツ『えんどうもみ展』の様子はこちら
Gallery O2『えんどうもみ新作展』の様子はこちら
松屋銀座 2011 A/W Collectionジュエリーフォーラムの様子はこちら
前回の企画展『盛装ピクニック』の様子はこちら
松屋銀座イベント取材風景はこちら