【10月8日】
パグディン→モンジェ→ジョサレ→ナムチェ
7:00
パグディン出発。6時にダイニングへ降りてきて朝食を済ませると、だいたい出発はそのぐらいになる。ダイニングへ降りる前に使ったシュラフをコンプレスしてダッフルに他のものと一緒にパッキングし、部屋の外に出しておかなければならないから起床は5時になる。
9:00
Monjoモンジョ2835m着。最初のチェックポイント。入山許可証所持のチェックが入る。現地のシェルパ・サーダー（シェルパ頭）さんが窓口の対応をやってくれるから大助かり。のんびり待つ。ここから先がサガルマータ（エベレスト）国立公園に分け入ることになる。
10:55
Jorsalleジョサレ2740mで昼食。
「水の3倍しましたよ」
右端写っているファンタオレンジが日本円だと600円ぐらいしたという。以後ファンタオレンジは空ボトルにクエン酸と砂糖を入れたのを持って歩いた。
15:00
Namcheナムチェ3440m着。着いて荷を解くや否や散歩。高度順化のために裏山に登った。3500mまで登っただけだがヤケにしんどかった。まあね、富士の八合目ぐらいの標高ではあるからね〜
夕方ダイアモックスを飲み始めた。ダイアモックスはもとは緑内障の治療薬。眼圧を下げるための薬なんだが、体内圧を下げる働きがあるところから、高山病対策の薬としてもよく知られている。
過去2回の6000峰トライアルで顔が真ん丸のアンパンマン顔に腫れあがり、全身もむくんで靴が履きにくくなった。ポテトチップスの袋が下から山へ持って上がるとパンパラパンになるでしょ。あの状態ね。息苦しくて体の重鈍感がひどかった。もしかしたらダイアモックスなら軽減できるのではと期待した。
それに、ちいとばかり軽く頭痛がして、時折、乾いた咳が出るようになったので、もしかしたら高山病の前兆かもしれないと心配し、早めに対応した方がいいかと思った。
効果が上がるかどうか未知ではあるが、前以て家で1日1錠を3日間服用して人体実験を済ませてあるから不安はなかった。
【10月9日】
ナムチェ滞在。高度順化でHotel Evelest Vew3880mへ。途中クスムカングル6367mが見えた。このくらいの標高だと、まだ晩夏あるいは初秋な時候で、草原は青く小花も多種たくさん咲いていて楽しい散歩になった。
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