2013年の11月に城ヶ崎でクラック講習を受けてより、「クラック」というものをやってこなかった事実に気づき、それが故のジャミングなる技への苦手意識をなんとか克服せねばと思い続けた。恐怖感に捉えられ、逃げ出したくなるのを堪えて積極的にクラック講習に参加もした。
少しずつクラックに慣れてきたとはいえ、まだまだ自分のジャミングに自信が持てず、つまりは自分の手や足が信用ならない状況下での大堂海岸行き。名だたるクラックのメッカでのクライミングは行く前からドキドキものだった。
2月28日、羽田から1時間半ばかりのフライトで高知なんだが、そこからたっぷり4時間以上のドライブで、ようやく大堂海岸から程ない「ホテルベルリーフ大月」に到着。
荷を降ろしたら、もちろん、さっそく岩場・モンキーエリアへ。
うわー、クラックだらけだ〜!!
「アップ程度に」とか言いながら、夕方5時ぐらいまでたっぷり、クラック!
フィスト、決まってんのかな〜?フット、ダアイジョブかな〜?
逃げたらアッカン!逃げたらアッカン!!
クラック逃げたらあきま〜せ〜ん〜
って、わかっちゃいるけど…
怖いよ〜!!
お祭りクラック:5.7
おまたせクラック:5.8
さて海っぺりへの遠征で、何が楽しみって?!
旨いめしでしょ!
中でも高知出身の人が見たら思わず里心がついちゃうようなご当地自慢の「鰹の塩たたき」!炙りではなく、塩で締めてタタキかける。素材の鮮度が決めてで、食べもの屋さんはそれをメニューに入れられることは、相当な自慢だという。
5人で大皿3枚、ペロリ!それは旨い!!
3月1日、「今日も張り切ってクラック〜!」のはずが…
なんと朝ごはん済んだぐらいから雨!
少し待ってはみたが、止みそうになく、諦めて観光〜!!
3月2日
朝から快晴!暑いぐらい。
よく頑張りました〜!
頑張ったからめしが旨い!ビールも甘露!!
3日
モンキールーフ2枚目の画像。ルーフと右側壁の間に走ったクラックを下からジャミングで端まで行き、ルーフの上に出るまでが核心。
はい、ワタクシ、怖すぎて端まで行けず落ちました。
岡山ルート10cができて、モンキールート10aができないというのは、一重に核心部がクラックかどうかによるわけで、篠原ガイドじゃないが「小玉さん、クラックはできるグレイドが三つ四つ違うね」ってこと。比するに、クラック歴が浅くて未習熟だということに尽きる。
大堂海岸で改めて「クラック習得に励まねば」を痛感したことだった…
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