『大魔神カノン』BD&DVD発売記念、特撮界のエース・長澤奈央登場!

1メイン_長澤_03.jpg 山形の田舎町から東京に上京してきたひとりの女性・巫崎カノン。
幼いころから「人と人は信じ合える」と思ってきた彼女は、東京で人に裏切られ、人を信じることができなくなってしまう。そして、愛していた歌までも、元彼に奪われてしまうのだった……。
そんなころ、街には「人に恨みを持つ人間」が転生した悪霊・イパダダが、蠢き始めていた。
悪霊の存在に気付いたのは、「オンバケ」と呼ばれる妖怪たち。彼らは、人間に大切にされた器物や動物が転生したもので、人間に恩を返そうと、日夜働いていたのだ。

2長澤_03.jpg そのオンバケの中でもひときわ大きなオンバケが、ブジンサマであった。オンバケたちはイパダダ退治のために、今は岩となっているブジンサマに甦ってもらおうと考え、ブジンサマを呼びおこす「いのりうた」を知る女性を探し始めた。
現代において、その歌を知る女性、それが……カノンだった。
はたしてカノンは自らの生き方をみつけ、失った歌を取り戻すことができるのだろうか。

最新鋭の特撮技術で深夜枠でありながら総製作費に10億円を投入。出演者もレギュラー陣に柴田理恵、長門裕之、ゲストにオダギリジョー、渡辺いっけい、有森也実など豪華キャスト。そんな『大魔神カノン』ブルーレイディスクBOX―1&DVD第1巻の発売、さらに関東地区での番組最終回を記念して、10月1日、「イケチヨ姐さん」を演じる長澤奈央のトークイベントがタワーレコード新宿店で行なわれた。

おおお、『大魔神』といえば私が父に連れられて初めて劇場に観に行った記念すべき映画じゃないですかぁ! その『大魔神』を、現代テレビドラマとして復活させたこの作品。特撮ヒーロー大好きな私にとって、もってこいのイベント! もうイソイソと行ってきましたよ。

3長澤_03.jpg さて今回登場の長澤奈央と言えば、おなじみスーパー戦隊シリーズの『忍風戦隊ハリケンジャー』でブレイクし、その後も数々の特撮ヒーローものに出演。『大魔神カノン』ではお色気キャラのイケチヨ姐さん(いちばん下の写真をご覧あれ)として出演。今回のトークイベントも「イケチヨ姐さんの夕べ」と銘打たれており、お色気満載を期待しましたが……この日の奈央ちゃん、キュートで可愛いくて、どちらかというとハキハキしてボーイッシュな感じでした。これもまたよし。
今回はゲストとしてプロデューサーの高寺重徳氏も登場。この高寺氏、代表作として『激走戦隊カーレンジャー』、『仮面ライダークウガ』、『仮面ライダー響鬼』などを手がけた特撮ヒーロー界の名プロデューサー。しかし、この日の氏、会場であるタワレコのエプロンに名札を付けて登場。その名札には『怪獣のことならなんでも 高寺 STAFF』と書かれていました。芸が細かい!! ホント、本物の店員にしか見えませんでした(笑)。

4長澤_高寺_03.jpg さてトーク、いってみよう!
メインはやっぱりこの日の主役、“イケチヨ姐さん”の衣装製作秘話。高寺プロデューサーが持参した大量の写真から、1枚1枚を丁寧に解説。当初30分ほどの予定が1時間以上になってしまいました。初期のデザインスケッチ(どうやって着るの?的なモノばかり)から、メイク途中の写真などマニアックな秘蔵写真が飛び出す飛び出す。変身後の仮面を被った姿について、「これ、私じゃなくてもわかんないんじゃない?」の奈央ちゃんのツッコミに、「いや! このおなかはファンが見ればわかるんですよ!!」と重要性をアピール……って、これセクハラでは?

5BR_DVD_03.jpg その後は写真集『大魔神カノジョ』の宣伝や舞台『ワカチアウ』出演の告知。チケット購入については「チケットは各自で調べて買ってね!」とゆるーい告知(告知なのかこれは)でお開き。最後に「やっぱりイベントは楽しいよね〜久しぶりにみんなの顔が見られて、みんなからパワーをたっくさんもらいました。ありがとう!」と締めくくったイケチヨ姐さんなのでした。

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『大魔神カノン』
製作総指揮:井上伸一郎
プロデューサー:高寺重徳
監督:坂本太郎/鈴村展弘/清水厚/北村拓司/江良圭/大峯靖弘
脚本:大石真司/澄川 藍/荒川稔久/大西信介/関口美由紀

【出演】
崎カノン:里久鳴祐果
タイヘイ:眞島秀和
イケチヨ:長澤奈央
トモスケ:山中崇
サワモリ:森豪士
ハシタカ:小川瀬里奈
ショウタ:鈴木福
巫崎ばろく:渡辺いっけい
サキ:夏菜
幸太郎:標永久
イパダダ:滝直希
オタキ:柴田理恵
ジュウゾウ:長門裕之

公式サイト:http://www.dm-kanon.com/

(C)2010 大魔神カノン製作委員会