映画『U-31(ゆーさんじゅういち)』完成披露上映イベント!馬場良馬、中村優一、根本正勝、中村誠治郎、谷健二監督登場。馬場「営業トーク覚えてくださいっ!!」谷監督にレッドカード!


U-31_160505_01.jpg

2016年にジェフユナイテッド市原・千葉は25周年を迎え、これを記念した映画『U-31(ゆーさんじゅういち)』を制作。原作は、大人気サッカー漫画「GIANTKILLING」の原作者である綱本将也により「モーニング」にて連載されたサッカー漫画「U-31」。主演を務めるのは数多くの映画、舞台、ミュージカルで活躍中の馬場良馬(スーパー戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」)。また、ライバル選手役に中村優一「仮面ライダー電王」)。その他、業界でも有名なサッカー好きである、大杉漣、勝村政信、谷村美月らが脇を固める。
先月4月に行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」でワールドプレミア上映され大盛況だった本作が、この度、映画の完成を記念した、「完成披露上映イベント」が5月22日(日)に、都内千代田区の全電通ホールにて行なわれ、主演の馬場良馬を始め、中村優一、根本正勝、中村誠治郎、谷健二監督が登場した。


U-31_160505_02.jpg

MC:まずは、ひとこと挨拶をお願いします。
馬場:はい!!みなさん、こんにちは!!(会場からも「こんにちは!」)短い間ですが、みなさん楽しんでください!
中村優:みなさんと、一緒に楽しめたらと思います!
根本:昼からテンションがすごく高くて、私たちも嬉しいです!
MC:では、みどりいいかな?(ひとりだけ緑色のユニフォームに会場から笑いが……)
中村誠:なんで?雑ですよ!
MC:出て来る感じを見たら、雑でいいかなって!(会場笑)
中村誠:出てきた瞬間に笑われて、ありがとうって思いました。(会場笑)

MC:今回は、サッカーの映画ということで、イエローカードとレッドカードを持ってきました。この人のトークはイエローだなって思ったら出してください。退場だなって思ったらレッドを出してください。会場からいなくならないようにしてくださいね。


U-31_160505_03.jpg

MC:それでは、始めます。馬場さん、作品に出演されていかがでしたか?
馬場:今回は、ジェフユナイテッド市原・千葉の全面協力で、クラブハウス等を使用させていただいて、ありがたい思いでした。サッカーがテーマの映画で、今回は、全盛期を過ぎた31歳の常にイライラとして何かを抱えているという役だったので、今、このイベントは楽しいですが、撮影中は、ツンケンしていることが多かったのです。
MC:撮影以外でみんなと絡むことはなかったんですか?
馬場:そんなこともないか……。(会場笑)でも、煮え切れない自分との葛藤だったり、先輩や後輩に当たり散らしたりする部分がありましたので、今、みなさんに観ていただけることは嬉しいですね。


U-31_160505_04.jpg

MC:優一さんは、いかがでしたか?
中村優:サッカーは、ほぼ未経験だったんですけど、昨年、撮影前に流通経済大学の方たちと練習させていただきました。夏場のフットサルでは、陽射しが強くバテバテになりました。サッカーシーンがどこまで映っているかは、黙っておきます。(会場笑)


U-31_160505_05.jpg

MC:根本さんは、いかがでしたか?
根本:いや、もう……(沈黙)……嬉しいです。(会場笑)薄い回答ですけど、(会場笑)まずは、気持ちから伝えないと……。
僕は、サッカーが大好きで、まさか、俳優生活の中でサッカー選手として、自分が映画に出演できるとは思ってもいなかったんです。経験としては、小学校、中学校と、休み時間は、カッチリとサッカーをやっていました。(会場笑)そういう意味では、僕はプロなんです。休み時間に休まず、15分休みに正味7分くらいしかできないけどね。(会場笑)その時の経験を踏まえて、根本出来るなって!ということで、この場に立っていることは、「ありがとう休み時間!」だね。(会場から拍手)


U-31_160505_06.jpg

MC:誠治郎さんは、いかがでしたか?
中村誠:僕は、サッカーを、まったく知らなかったんです。でも、サッカーは出来ますよ。身体能力がメチャ高いんで!
MC:なんか、バカっぽい発言にイエローカードが出ました。(会場笑)
中村誠:僕、メチャ頭イイですよ!!成績、一番だったし……。(会場笑)挿入歌(「vision」)で、Ashの曲を使っていただいたことが嬉しかったですね。根本ちゃんねっ!!


U-31_160505_07.jpg

MC:それぞれ、印象に残っているシーンはありますか?
馬場:大杉漣さんのサッカー場でのあるシーンが、可愛かったですね。少年心が出ているお芝居でした。
中村優:後半の僕と河野(馬場)とのシーンなんですけど、スポーツ映画というか、青春してるなって感じが思い出に残っています。


U-31_160505_08.jpg

馬場:俺たち、夕陽が見えたもんね!!(会場笑)
中村優:見えた!?後、僕の出ていないシーンで、河野(馬場)と笠原(根本)の家族が食事をするシーン。そのシーンの馬場さんの右手が、子供の足をずっと、こちょこちょしているのが気になって。(会場笑)
根本:ロッカールームのシーンですね。監督から、「これから試合に行くんだっていうリアルな感じが欲しい」と言われ、現場で流通経済大学の方からお話を聞いたりして演じました。あのシーンは燃えましたね。(会場から拍手)
中村誠:僕は、子供にサインをするシーンがキュンキュンしました。

(この後、谷健二監督が登場)


U-31_160505_10.jpg

MC:谷監督、第8回沖縄国際映画祭でのお客さまの反応はいかがでしたか?
谷監督:ボチボチですね。特に感想は聞いていなかったので……。ボチボチですね。(会場笑)
MC:出演者のみなさんの現場でのエピソードをお聞かせください。
谷監督:結構、撮影が前だったので、あまり覚えてないです。(会場笑)
(監督のコメントに出演者から、レッドカードが出された。話が進まないので別の質問へ)
MC:それでは、出演者から見る監督の印象をお聞かせください。
馬場:監督は、舞台挨拶になると、ふわふわしていますが、今回の作品の企画は、谷監督発信だったんです。監督がサッカーが大好きで、この漫画を映画にと……。
谷監督:この漫画が好きで、次回はこの漫画をという経緯ですね……(沈黙)……。
馬場:撮ってる時の熱意はどこにいったんですかっ!(会場笑) 


U-31_160505_09.jpg 

中村優:サッカーシーンは細かくこだわりがあるんだろうなって。
谷監督:そうですね、優一くんのシーンは、バッサリ切ってますしね。3時間くらい練習して撮ったんですけど。
中村優:あれだけ練習したのに。
根本:谷監督の作品は2度目なんですけど、いつも今日のような、ふわっとした感じなんですけど、監督なりのこだわりがある時はアドバイスをいただけるので、僕は素敵な監督だなって思います。
谷監督:根本さんと誠治郎くんに関しては、原作に近いキャラクターだったんですけど、馬場くんと優一くんは、イメージが少々違っていたので、本読みの段階で調整しました。その後の現場では、二人ともキャラクターのイメージになっていました。
MC:信頼関係は、バッチリですね!
谷監督:いや、そんなに会っていないので……。
馬場:営業トーク覚えてくださいっ!! (会場笑) 

その後、ゲームも行なわれ、フォトセッション時には、会場のお客さまも撮影がOKということで大いに盛上がり、イベントは最後へと。


U-31_160505_11.jpg

MC:それでは、最後にメッセージをお願いします。
中村誠:何度も観ることのできる作品だと思います。
根本:みんなが真剣に向き合って残した作品です。
中村優:河野(馬場)を通して、挑戦する気持ちを忘れずにいたいなと思えた作品です。
馬場:たくさんの人たちに支えられて、サッカー映画として成立することができました。この映画を観て、もやもやしている自分の何かに気づくきっかけになってくれたら嬉しいです。たくさんの方に観ていただきたいと思います。
谷監督:素晴らしい原作に出会えて、素晴らしいキャスト・スタッフと一緒に作った映画です。みなさん是非、劇場にお越しください。


U-31_160505_12.jpg

<INTRODUCTION>
彼はなぜ、戦い続けるのか?スポーツ選?がそのスポーツに携われる期間は、驚くほど短い。ある者は才能の限界を感じ、ある者は怪我をし、そしてある者は年齢を重ね、人生のすべてを賭けてやり続けてきたそのスポーツの舞台から去って行く。彼らは満足して選手生命を終えるのか?それとも、不満と後悔の念を残して終えるのか?この物語は、全盛期を過ぎ、人生の岐路に立たされたあるスポーツ選手を主人公に、戦い続けることの本当の意味を問う、今までになかった青春映画である。

<STORY>
河野敦彦、31歳。職業・プロサッカー選手。強豪チームにクビを言い渡され、古巣の弱小チーム・ジェム千葉に戻ってきた彼は、そこで再起を賭けることにした。移籍の条件は、背番号『10』を付けること。しかし、待っていたのは、「元・日本代表」というかつての栄光をネタにしようとする経営側の考えと、全盛期を過ぎたにも関わらず背番号『10』をもらった彼に対する、若手選手たちの冷やかな視線だった。それでも、河野は黙々と練習を続ける。やがてそんな彼の姿に、ひとり、またひとりと影響を受けるようになっていく ……これは「戦う」ことを選択したひとりの男の、静かな、しかし内なる熱い思いを描いた魂の物語である ――。

出演:馬場良馬 中村優一 根本正勝 中村誠治郎 谷村美月 勝村政信 大杉漣
監督:谷健二
製作:大澤渡 宇都木基至 菅野 征太郎
プロデューサー:麻生英輔 赤間俊秀 坂岡功士
脚本:佐東みどり
撮影:吉田新時
音楽:洞澤徹
原作:綱本将也 漫画:吉原基貴「U-31」(講談社『モーニング』所載)
主題歌:「原色」ストレイテナー(ユニバーサルミュージック)
配給:トキエンタテインメント
配給協力:アークエンタテインメント
公式HP:u-31.amebaownd.com
公開:8月27日(土)よりシネマート新宿・心斎橋 他、全国順次ロードショー

©綱本将也・吉原基貴/講談社/「U-31」製作委員会