★渡辺裕之が嵌められる嫌われ者の教師を熱演!!
渡辺裕之主演のサスペンス映画『紅破れ』が11月15日(土)より池袋シネマ・ロサで公開が決定した。今作の監督は、役者としても活躍し今作が長編デビューとなる横川康次、息子役に劇団四季『ライオンキング』初代シンバ役の坂元健児、婚約者を台湾でも活躍する柴田かよこが演じ、ストーリーテラーとして登場するホステスに“日テレジェニック2011”の緑川静香、グラビアに女優にと活躍中の岸明日香が務める。
【イントロダクション】
「真紅の誓いは誰のために」
はたして「正しい」という感覚は、人間のどこから生まれるのだろう。あの人の生き方が正しいというのであれば、それを忌み嫌う私は生きていていいのだろうか。しかし、あの人がいなければ、私という存在はありえなかったかもしれない。自分を否定したがる私自身は、死をもってまで自分を否定できないのだ。わかっている。わかっているからこそ、死なずに生きている。だがそれが唯一、私の存在を実証できる紛れもない「正しさ」でもあるのだ。だから私は生きる。たとえ人としての尊厳が侵されようと、たとえ私の不遜により誰かを傷つけようと、 私は生きて、生き抜いて、あの人の前で再び報告することを選んだのだ。それが、生を失った人への償いであり、命を引き継いで生れてくる者への赦しなのだから。
渡辺裕之、柴田かよこ、坂元健児が、織りなすサスペンスフル人間ドラマ。『自分が誰かの為に必要であるか』という命題に応えてくれるだろう。
【ストーリー】
父へのサプライズパーティーが良からぬ過去を思い起こさせる……
ある日の夜、教員であった吉田忠志の定年退職パーティーを忠志の息子でクラブオーナーの智也と、そのクラブのホステスで婚約者である亜貴が、ひそかに忠志の昔の生徒や同僚を集めてサプライズパーティーを催していた。一方、智也のクラブでは、常連客の藤崎と新人ホステス達が、智也と亜貴の話題で盛り上がっていた。母子家庭で育ち、幼いころ亡くなった父親の話ばかりしていた亜貴が、今、智也と大きな幸せを掴もうとしていると……。会場では集まった生徒たちが、忠志との思い出話で盛り上がっていた。そんな最中、忠志が怪訝な顔つきで智也を呼び出す。「このパーティーは? 一体だれが企画した?」忠志は喜ぶどころか、パーティーの開催自体を迷惑がっていたのだ。さらに室内では、元生徒達が忠志の教師時代にあった良からぬ噂話をしはじめていた。会場は酒の勢いや集団心理も手伝って、徐々に狂気じみた様相をなしていく。忠志の良からぬ噂とは何なのか……
【監督プロフィール】
横川康次(よこかわこうじ)1973年 埼玉県出身。
高校を卒業し、中国へ留学。帰国後、プロのキックボクサーとなり、怪我で引退後、俳優となる。事務所に所属後すぐに、オリジナルビデオ『湘南爆走族』の丸川角児役でデビュー。その後も映画、ドラマ、CM等、多数出演。
俳優としての表現とは別の世界観を創りだす為に、2007年に映画製作会社(株)REIZ INTERNATIONALを設立。代表取締役となる。
自社製作の劇場公開映画が7本あり、プロデューサー作品は、映画、オリジナルビデオ等、多数。長編監督としては、今作品が初となる。
監督:横川康次
出演:渡辺裕之/柴田かよこ/緑川静香/岸明日香/坂元健児
製作:川俣宏志 曽根剛
プロデューサー:犬童一利
CO プロデューサー:今井優輔
脚本:岩淵健一/横川康次
撮影・編集:曽根剛
制作:REIZINTERNATIONAL LILYFILM
配給:REIZ INTERNATIONAL
公式HP:http://kurenaiyabure.jp/
公開:11月15日(土)より、池袋シネマ・ロサレイトショー公開決定
©『紅破れ』製作委員会