ヤバイね。アブナイよ、マジ。
エロチック、グロテスク、サイケ・ファンタジック、ポエチック、センシティブ、Sチック、Mチック、アブノーマル…
もう、やたら刺激ックで痛い。
ですが、ですが、メチャクチャっぷりに目が回るようじゃあ、世の中生きてけませんてば!
文体がどうとかストーリーとか起承転結がどうのとか、そんなのどうでもよくね!
なんかもう、人生観だの人間観だの人道だなんだだの、だから何?
ほっとけばいんじゃね?!
北欧の白夜が永遠に続いたら…ミタイナ?
考えただけで鬱々する21世紀の「日常」に漂うガスは毒性が異常に高いってか?!
だからといって、息をつめているだけじゃあ生きた気もしないから、ヤケクソで身の内をバーッとかき混ぜて、ビャンビャンぶん回して、ドッカーンと爆発しちゃえ的な「性」ではあっても、トヤカク言わない!
ってかね?、「ヒンシュクッ!」と感じる度イコール感覚人間度って感じ。反比例。
そうとう危険に鋭敏なぶっ飛び感覚、悪くないね?
まあ、読んでみて!
話はソレカラ…
作者名:金原 ひとみ
ジャンル:小説
出版:集英社文庫