本土とはまた違った景色が楽しめる
ニューファンドランド島2010年9月、またまた行って来たカナダ東端の地、ニューファンドランド!
昨年、夫は何を血迷ったのか、いきなり「ラリーに出場する!」とか言い出して、参戦してみたのは良いけど、完走ならず。で、その雪辱を晴らすために、今年も行くことにしてしまった。
一般道を走るラリー「タルガ」は、イタリアのシチリア島で「タルガ・フローリオ」として始まったのだが、今ではオーストラリア、ニュージーランド、カナダでしか行われていない。その筋では(どんな筋だよ……)かなり有名な国際ラリーだと言うのだ。
カナダの場合、エキジビション・レースの日を含めて連続6日間も行われる。ニューファンドランドの島内を早朝からあっちの村、そっちの町へと移動して、各ステージのタイムを競うというもの(なーにが面白いんだろか?)。
今年はかなーり早くから愛車240Zを準備、夫は余裕綽々だった。それにも関わらず、初日の第3ステージでまさかのクラッシュ。あっけない幕切れでござんした。ま、ぶつかったものは仕方ない。リタイヤ止むなし。だってクルマがおシャカになったんだから……。
出だしは順調だったスタート地点
エキジビジョンのラッピングでは、
絶好調だったのにさ……
クルマなんてもろいものだと
実感した瞬間……それでも私は、当然ながら最終日まで居て、表彰式&ディナーパーティーにも出るんだと思っていたのに、夫もナビゲーターのブルース君も「今すぐ帰る……」と泣き入りそうな声。そんなぁ〜。パーティーのために着物まで持って来たのにぃ〜と、私の方が半泣きだぜ! 夫もナビ君も、軽いけど打撲&捻挫で、ひょっとしたら運転はドクターストップかも?という状況。たまたま、次のフェリーに乗れるというんで、仕方なく私がハンドルを握り、フェリー乗り場へと急ぐことになってしまった。
おー、これを見よ!というボリューム
というロブスター。こちらの涙は感涙……しかし、急いだって自宅までは片道3日。せめてもの私のワガママである、「東海岸の州でロブスターバーガーを食べる!」という数年来の食い意地の張った念願を達成させてもらうことにした。
世界に名だたる某ハンバーガーチェーンのマ○○○○ド、なぜか東部州のノバスコシアとニューブランズウィックでだけ、ロブスターバーガーが販売されている。しかも、夏場限定。9月はもう夏じゃないカナダだけど、ギリギリセーフで出会うことができた! カナダへ越して来た直後の2007年秋、たまたま読んだ誰かのブログでロブスターバーガーの記事を見つけて以来のリクエストだったのに、ずーーーっと夫には無視されっぱなし。義理の家族がノバスコシアにもニューブランズウィックにもいるっつーのに、それはないんじゃない?
で、念願のロブスターバーガー。美味しかったですよーっ! むふふ。あんまし感動して、いくらだったか覚えてないっす。スイマセン。
ま、Zのクラッシュは高い授業料だったけど、タルガもニューファンドランドも面白かったから良いじゃん!と、私は思っているのだが、夫はいつ頃立ち直れるんだろ?
ロブスターバーガーじゃ、元気でない???