自分の体は何からできているか考えてみたことはありますか?

食べ物は、「空腹を満たす」とか「欲求を満たす」という捉え方をしている人が多いと思います。
その先にある、血液や髪の毛、肉体に変わっていくということはあまり気にもしていなかったり、なんだかピンとこないのが正直なところかもしれません。

先日、出産したばかりのCAFEの元スタッフのところへお邪魔すると、「揚げ物をたくさん食べたら母乳が黄色かったんです」「母乳って血液なんだなぁ〜って感じました」と。
きっと赤ちゃんを育てている頃が、いちばん認識するときなのかもしれません。

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杉樽仕込のものから着色されているものまで販売されてるおなじみの醤油。
様々なものからお気に入りを探していただければ
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美味しそうなかぶ。
かぶや大根の葉は水分を吸ってしまうので、
落としておいたほうが長持ちする。
それ故、“葉付き”は新鮮な証拠です
先天性のもの、後天性のもの、体に起こるトラブルはいろいろありますが、多くは日頃の食生活よりできたもの。
私達の体は食べ物そのものなのですから。

体調に異変を感じたり、身近な人が病になったりというきっかけで、食を見直すことが多いと思います。
けれども、はじめから気をつけていれば不快な症状や病院通い、そして最悪の結果など、自分も家族も友人だって悲しく辛く、苦しい思いなどなく過ごせるかもしれない。ほんの少しでも食事をするときそれが自分の体になっていくことを考えてはみませんか?
私はよく鏡を見て「知ってるよ知ってる。チーズ食べました!」とか「ココア飲んだから仕方ないでしょ!」とか独り言を言っています。チーズを食べると、きまって頬が痒くなり、ココア飲むと上唇が肥大します。断食をしている最中は鏡をじーっと見て「やっぱりキレイになってるな?」と。腸に負担が無くなると臓器も活動に余裕がでて肌にも透明感が出てすっきりとしてきます。

自分の意思で食べるものを選べる贅沢な時代だからこそ、添加物や化学調味料の多いものや、機械で大量生産されるようなものより、丁寧に心を込めて作られた、鮮度が良かったり、上質だったりする本物の食べ物を選び、丁寧に食事を作りいただくことは、丁寧に生きることなのですね。

生命力の強い食材は体にも生命力を与えてくれます。
食べ物を愛おしく大切に生活してみませんか?
まずは1週間、そして1カ月と試していくと、驚く変化があるかもしれませんよ。

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