小豆島クライミング三昧3泊4日

10月11日。新横浜→姫路→小豆島福田港「ちぐさ」→吉田の岩場

datin131106_01.jpg 12:55福田港に着いてみれば、「雨などいつ降った?」な。目と鼻の先の宿「ちぐさ」に荷を解いて、これもまた港のすぐ隣のなんちゃら水産で昼めし。

datin131106_02.jpg なんじゃかんじゃで15:00ごろ吉田の岩場へ。

datin131106_03.jpg それでも2時間ぐらいは登ったかな〜

datin131106_04.jpg 10月12日。ちぐさ→吉田の岩場→小豆島仁寿峰

datin131106_05_1.jpg 京都からのパーティーがやってきたので、我々は早々に仁寿峰に移動、マルッチピッチトライアル。

datin131106_05_2.jpg 10月13日。ちぐさ→拇指岩赤いクラック・マルチピッチ→オリーブ公園
まずは拇岩マルチピッチ・赤いクラック(5P)
平均5.9だという割に、最初っから最後まで、おしなべて垂壁。核心部は結構大変なA0。ってかA0指定のところ以外もA0連発したような、しないような…
とにかく、やった感満載、高度感抜群!

datin131106_06_1.jpg 午前中たっぷり岩を満喫した後は、午後からオリーブ公園、寒霞渓など観光。

datin131106_07.jpg 実はこの度の小豆島行き、心中密かな期待があった。ちょうどオリーブの収穫期に渡島の幸運なめぐり合わせなら、きっと叶うであろうと確信さえあった。
つまり塩漬けしたばかりのカリカリの、言わばオリーブの浅漬けを入手、腹いっぱい食して、段ボール3箱ぐらい家に送る、という願いだ。
それがはかない夢と知るまでに、いくらも時間はかからなかった。オリーブ公園のお土産物コーナーで販売していた「塩水漬け」は鮮度も、従って触感も脳裏に浮かぶものとは程遠く、オリーブ園をしているという店主に根掘り葉掘り聞いたが、私が言うようなものは入手困難というのが結論だった。
商品化するには衛生法上、熱処理殺菌が止むを得ず、その時点で鮮度と触感は失われる。考えてみれば、私の脳裏にあるカリカリオリーブは小豆島出身で実家だかその近隣だかがオリーブ園で家庭用に漬けられたのを、現地から送られてきた。それをおすそ分け頂いたのだった。ご近所さんだったその方は引っ越していかれて、いつの間にか音信不通になった。あああ、連絡先、聞いとくんだった。

datin131106_08.jpg なにカニだか、聞いたけど忘れた。みんな思わず無口になる。カニはもちろん旨かったが このウマズラカワハギの刺身。だ魚なんだろうが、新鮮この上なく、くりくりな歯ごたえがメチャ旨!で上に乗っかってる肌色のは胆なんだが、これがまたバッチ旨し!たまらん!

10月14日。ちぐさ→拇岩ダイレクト・マルチピッチ(5P)
聞きしに勝るタフルート。1P目はなんとかフリーで行けたが、後のピッチはA0の連続。もう1ピッチに何回A0なの?なA0専門店状態。篠原さんが設置してくれたクイックドロー以外にも、自ら判断でクイックドロー下げるは、スリングたらすは、足突っ込むは。もちろん核心部はアブミ。だってねハング交じりのド垂壁で、どっこも楽に行かせてくれないのよ。とんでもなあーいハードルートだったですよ。クイックドロー握ろうが、スリング掴もうが、身体思い切り後ろにそらせた状態で、足上げて目いっぱい力んで上がるんだから、もう腕パンパンなんてな並大抵なもんじゃあない。全身パンパン!!!

datin131106_09_1.jpg 実は小豆島へ渡る前日はP2でスクール、前々日はコナミ筋トレだったので、都合、6連チャン頑張り週間になったわけで、さすがに最後のA0、A1大売出しルートでくたびれ果て、終了点にたどり着いて、やれやれ下山ぐらいから感じた腰の違和感は見る見る間にとんでもない痛みに変わり、福田から姫路へのフェリーの中では座るのも辛くて、床に伸びてた。
帰った週のP2のスクールも不参加余儀なく、週末も寝て暮らした。
でも、間違いなく、も一回やりたい!
もっと腕上げて、スルッとやりこなせたら、どんなにステキ!そう思わせてくれるワンダホロケーション&アメイジングロックでありました…

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