生まれついての視覚障害者が
SFアクション映画を作れるか?
★物語★
ベーシスト、作曲家として活躍する加藤秀幸は、先天的な視覚障害を持つため生まれたときから視覚の概念がまったくない。そんな彼がひょんなことから SFアクション映画を監督することに!?
映像作家の友人・佐々木誠がその企画に協力し、過程を記録する。第一線で活躍する映像クリエイターたちを巻き込みながら制作はすすむが、「映像とは何か?」という根本的な問題が彼の前に立ちはだかる。
はたして「視覚がない男」は「視覚が必要とされる映画」を完成させることができるのだろうか?
★解説★
いわゆる「かわいそう系」、「がんばる系」、「泣ける系」、「元気でる系」といった『障害者のドキュメンタリー』の概念を完全に覆し、視覚障害者の<INNERVISION―内なる映像世界―>を描き出した過激かつ繊細な異色作。
国内外で活躍する映像クリエイターたちが多数登場し、また『アバター』のためにジェームズ・キャメロン監督が開発したバーチャルカメラなど、普段なかなか見ることのできない最新鋭の映像制作システムの裏側も覗き見ることができる。
「視覚障害」というテーマにとどまらず、「映像制作」に興味があるすべての人におくる必見のドキュメンタリー!
★監督・佐々木誠★
職業ディレクターとして音楽PVなどを制作する傍ら『Fragment』(06)、『マイノリティとセックスに関する2、3の事例』(07)といった実験的なドキュメンタリー映画を発表、国内外でロングランする。近年では『GOEMON』、『バイオハザード5』といった作品にも関わり、両極端な世界を行き来する独特の活動を行なっている。
★出演・参加クリエイター★
加藤秀幸
小林弘利(脚本家/『L change the WorLd』『ブラック・ジャック』など)
山本清史(映画監督/『EDO OF THE DEAD』『水霊 ミズチ』など)
小林正典(シネマティックディレクター/『バイオハザード6』など)
ロバート・ハリス(作家・DJ/『エグザイルス』 『ワイルドサイドを歩け』 など)
他
企画:View―Net神奈川
製作:View―Net神奈川・佐々木誠
プロデューサー:新城直
撮影:在本彌生
製作協力:株式会社リコー 社会貢献クラブ/FreeWill
協力:虹とねいろプロジェクト
2013年 カラー 本編45分
2013年5月4日(土)、渋谷アップリンクにて公開
料金:当日一般¥1500/学生¥1300(平日学割¥1000)/シニア・UPLINK会員¥1000//障害者割引(付き添い2名まで)¥800
※初日、毎月曜日は映像を言葉で説明する音声解説付き上映予定
音声解説はFM送信方式ですので、FMラジオをご持参ください。レンタルあり(限定数)。周波数は88.5MHz
※上映期間中は連日、監督と日替わり豪華ゲストが上映後トークを予定しています。
上映開始時間、ゲストの詳細、音声ガイド等はアップリンクのサイトで確認していただくか、電話にてお問い合わせください。
渋谷アップリンク
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