infamous Collection 2 / エロティックフェティッシュAn exhbibition for erotic and fetish fashion/productsギャラリー・ルデコ

im2top.jpg『INFAMOUS COLLECTIONS』は"エロティック・フェティッシュ"をテーマとする、そこにしか存在しない独創性やクオリティー高いファッションやプロダクトの領域に焦点をあて、クリエイターやブランドを広く紹介し、創る人と求める人をつなぐ仕組みを構築することを目的とした合同展示即売商談会です。
今回は、Big Upにも登場していただいたROSA RUGA(ロサルガ)を訪ねました。
im2_01.jpg1枚革にこだわりを持った、1枚革からの表現。ベースを作り"血管"に見えるよう革を貼る。1.1mmの厚さに革をのばし、凹凸に合わせるが、そこに継ぎ目はもちろんない。日本では貴重な技術である、継ぎ目のない革の立体を作るイタリアの「シボリ」を独学で修得。1枚の革から表現する、彫刻のような存在感のあるアートです。

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圧倒的な存在感と、染色の技術が生み出す独自カラーが「ロサルガ」の世界。
im2_03.jpgぽっこり浮き出た豹のフェイスは、無造作さに扱っても潰れたりはしない。まるで、力強い豹そのものを表現しているよう。下段はネックレスにもブローチにもなるアイテム。ひとつ持っていれば重宝すること間違いなし。
  im2_04.jpgロサルガには、ニクい演出がある。上記のバラやサイフのように表向きはフツー。でもバラのネックレスは裏返すと、ロサルガの象徴“豹”が姿を現す。豹柄のサイフは中をあけると鮮やかなパープル。独自の色合いに染められた革は、年数が経つ事により風合いを増し、独特の味が醸し出される。年々違った表情になる、革製品はそこが嬉しい――。

最後に、ロサルガのデザイナー秋元氏にうかがいました。
「“商品”と“作品”にはラインを引いている。商品はスピードであり、作品はどこでOKか納得の行くとき。私は作る側(デザイナー)なので、商品が完成したらしたで反省会となり、納得はしない。納得したら成長しないので。まだまだ上を目指していくので、次は、もっともっと“イイモノ”を“次はこうしよう”、そうすることでプラスの発想が生まれる」と、熱く語ってくれました。
熱いながらも穏やかな秋元氏の表情の裏には、凛と一本筋の通った思考があり、決して折れない精神力がロサルガブランドの飛躍に繋がっている――そう感じました。



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