第4回沖縄国際映画祭・プログラム発表会――EXILEのAKIRAが多くの吉本芸人らと出席!


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2月21日(火)、東京・新宿区の吉本興業東京本部で『第4回沖縄国際映画祭』プログラム発表会が行なわれた。

この映画祭は3月24日(土)から31日(土)まで開催され、今回は映画・映像やエンターテインメント満載のイベントを通して、「心のつながり」を沖縄から日本全国へ、さらには国境を越えてアジア、世界へと発進できるプログラムが予定されている。

「長編プログラム」からAKIRA(EXILE)、徳井義実(チュートリアル)、又吉直樹(ピース)、ジャルジャル、桜 稲垣早希、「地域発信型プロジェクト」から滝裕可里、森カンナ、内田流果、小松悠太、「SoftBank presents お笑いLIFE ショートフィルム上映会」から平成ノブシコブシ、木村祐一、「"ちゅらイイ” GIRLS UP! ステージ」から鈴木奈々、「ビーチステージイベント」から前川真悟(かりゆし58)、スリムクラブと映画出演者を含む大勢のメンバーが出席した。司会進行は藤井隆と木佐彩子のご両人が勤めた。


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藤井:本日はお忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます。ただいまより『第4回沖縄国際映画祭』プログラム発表記者会見をさてていただきたいと思います。本日、司会を務めさせていただきます木佐彩子さんです。
木佐:あっ! ありがとうございます。藤井隆さんです。

……妙にかしこまったテンションの藤井の司会で記者会見は始まった。


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藤井:さて、ここで「長編プログラム」作品にご出演の方々をお呼びしたいと思います。
木佐:ジャルジャルのお二人、チュートリアル・徳井義実さん。そして今日はこの方にもお越しいただきました、EXILEのAKIRAさん。さらにピース・又吉直樹さん、桜 稲垣早希さんです。どうぞ!
藤井:さぁ〜、木佐さん、まずはこの方からお話をうかがいたいと思います。『ワーキング・ホリデー』主演のAKIRAさんです。
今回、父親役を演じられていかがでしたか?
AKIRA:父親役は初めてで、子役の林遼威くんとともに現場で絆を深めながら演技しました。ホスト役ということでしたが、自分がグループに入る前に行ったことのあるホストクラブがありまして、そのホストクラブが撮影現場に使われていてしかもそのメンバーがいたのですね。なのですんなりと映画に入っていけましたね(笑)。
藤井:では徳井さん! 今回は『莫逆家族 バクギャクファミーリア』で元暴走族役ということで金髪に染められたそうですが、バラエティなどで金髪にされていた時期もありましたけど、あのころが撮影だったってことですよね……(藤井さんいまだに妙なテンションです)。


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徳井:藤井さん、普通に質問してもらえますか? なんかぁ〜。
藤井:あっ、そうですか? フォーマルにやらせていただいているんですよ。
徳井:……金髪にした時期に「なんで染めたん? きゅーに色気づいたん??」って言われたんですけど……。
藤井:撮影現場はいかがでしたか?
徳井:メインの格闘シーンで、まるまる3日間びしょ濡れのシーンがあり体力的にいちばんしんどい仕事でしたね。
藤井:それは残念ながら本編ではカットとなったシーンで……。
徳井:やってます!!!(笑)
藤井:又吉さん、『タバコイ〜タバコで始まる恋物語〜』で映画初主演ということなんですけど、又吉さんご自身はぁ、タバコはお吸いにならないとうかがいましたがぁ?
又吉:僕はタバコを吸わないんですけど……。藤井さんそんなしゃべり方でしたっけ?
藤井:はい! フォーマルな大事なお仕事ですから……実際にあったタバコを吸うシーンでは?
又吉:「ネオシーダー」(疑似タバコ)でなんとかやりました。


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藤井:さて、稲垣さん、この『ロケみつTHE MOVIE このさきのむこうに』なんですけど、みなさんに応援していただいている番組がいよいよ映画化ということですが……。
稲垣:凄く斬新なんですけど、中身はテレビで放送されたまんまが流れます。
藤井:あははははは〜、斬新ですね!! 大きなスクリーンで観ていただけるということで……。
稲垣:再放送じゃないですよ。お尻の部分に私、登場させていただいてますけど、そこで特殊メイクをしています。
藤井:お尻の部分で特殊メイクですね!
さあ! そして、ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)のお二人! 『営業100万回』で今回二度目の出演作はいかがですか?
ジャルジャル:ぼくら二人、役もぼくら役で役作りも特にすることなく、いつもの自分たちのまんまで演じさせてもらいました。セリフに捕らわれず台本にないことも言えたりする良さもありました。
藤井:やはりコントで鍛えられた感性とバラエティで大活躍のアドリブ性で映画にぶつかっていったというところでしょうか……。
ジャルジャル:……止めてもらっていいですか、そのキャラ! なんか、作り込んで来てますか? いつもの藤井さんじゃないですけど……。
藤井:僕、ここに来たら、たいがいいつもこんな感じですよ(笑)。
木佐:(気を取り直して強引なまとめに)AKIRAさんのパパぶりを観てみたいですね!


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藤井:次は「地域発信型プロジェクト」にご出演の方々をお呼びしたいと思います。『益子日和』主演の滝裕可里さん、『ユキモノガタリ』主演の森カンナさん、『またいつか夏に。』に出演の小松悠太くん、『ガマゴリ・ネバーアイランド』に出演の内田流果くんです。どうぞー!
藤井:森カンナさん、今回は北海道の沼田町での撮影だったということですが、雪の中での撮影はいかがでしたか?
森:マイナス20度くらいの中で、リクルート・スーツ姿での撮影は凄く寒かったですね。
藤井:滝裕可里さん、芸人さんがたくさん出演されている中での撮影はいかがでしたか?
滝:私が演じた役はストーリー前半部分でまったく笑わないという設定だったんですが、芸人さんのみなさんが面白いことをされるので、笑いをこらえることが大変でした。
藤井:優しいお言葉をいただいて、共演芸人さんも嬉しく思っていると思います!


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藤井:小松悠太くんもフルーツポンチの村上くんと一緒の撮影でしたけど、いかがでしたか?
小松:撮影中は風が冷たくとても寒かったんですけど、筑西市の方や出演者の方が親切にしてくださったので……ふっー……とても楽しく……できました(小松くん、とても緊張していたようです)。
藤井:内田流果くんは撮影はいかがでしたか?
内田:蒲郡という自然が豊かな街で、とっても美味しい料理や疲れを癒す温泉がたくさんあって、その中で優しい監督やスタッフさん、素晴らしい共演者、そして地域の方々の炊き出しのおかげで無事撮影を終了することができました(すばらしい大人な発言に場内びっくり!)。
藤井:いいですね〜、なにか美味しかった食べ物はございましたか?
内田:アカザエビという蒲郡の名物ですっごく美味しいんです!
藤井:そういったチームワークがフィルムに残りますので、ぜひご覧くださいね。


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藤井:続きまして、イベントに出演させる方々をお呼びしたいと思います。
木佐:平成ノブシコブシさん(吉村崇、徳井健太)そして、木村祐一さんです。どうぞ!
藤井:「SoftBank presents お笑いLIFE」の監修を務めているということですが、いかがですか?
木村:世界でショート・フィルムだけの映画祭も数々ありますけど、笑い専門の映画祭に関してはあまりないなと感じました。じゃあウチのクリエイターたちでネタに表現しきれない笑いをと……あ、「チームワークはフィルムに残りますから」、あれって名言ですよ。
藤井:ありがとうございます! 木村監督からそういっていただけると、ほんとうに嬉しいです。
木村:「オムライス」という作品は町中で見るものを想像していく部分があって、そこを切り取って短編にしました。
藤井:木村監督の「オムライス」だからこそできた企画ですよね! 沖縄のみなさんはいかがでしたか?
木村:(吉村を見て)ちょっと、「早よせー」とか言うの止めてくれる?
吉村:言ってませんよーー!
木村:「ぼくたちの時間」とか……。
吉村:言ってません、言ってません(汗)。
木村:そういった目があるやんかー!
吉村:………。
木村:じゃあ、どうぞ!!
藤井:どうぞーー!!
吉村:こんなメチャぶりありますかーー(汗)。
藤井:『沖縄国際映画祭』、どーーよーー!
吉村:態度悪いですよーー(笑)。


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藤井:お待たせしました! 「Pachinko Movie Award」で司会を務められる平成ノブシコブシのお二人です。
吉村:今回、パチンコのリーチ場面のグランプリを決める審査ということで、いろんな名作がありますから……えーっと……(しばし考えて……)「必殺仕事人」とか……(また、考えるもタイトルが出ず藤井に助けられる)熱いリーチを、どれがいちばん良かったか……。
藤井:徳井さん、せっかくマイクをお持ちなので、お声のほうを……。
徳井:はい! ちょっと相方のトークの隙間が見えなかったもので……。
吉村:てんぱっちゃって、私もいっぱいしゃべり過ぎました。映画祭は毎年にぎわってまして……去年は天候が荒れて……。
徳井:ぼく、去年は呼ばれてなかったんで……。
藤井:(ムリヤリに)どーも! ありがとうございました!!


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藤井:さて、ここで「"ちゅらイイ” GIRLS UP! ステージ」に出演のこの方をお呼びいたしましょうか!
木佐:鈴木奈々さんです!
藤井:今回、沖縄でガールズ・パワーを発信するということですが、意気込みはいかがですか?
鈴木:全力でショーを頑張りたいと思います!
藤井:今日のファッションのポイントは?
鈴木:いつも子供っぽい感じなので、今日は大人っぽく沖縄のイメージにしてみました。
木佐:(不思議そうに)沖縄を……?
藤井:せっかくなので、7の段のかけ算を言ってみましょうか?
鈴木:え〜、7の段ですかぁ〜。じゃあ! 頑張ります! せーの、しちいちがしち、しちにじゅーに……あれっ?
藤井:はい! 鈴木奈々さんでしたーっ!
鈴木:え〜、終わりですか? 私? ほんとうに〜おわり〜。


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藤井:さあ、「ビーチステージイベント」にご出演の方をお呼びしましょう!
木佐:音楽ライブにご出演のかりゆし58・前川真悟さん、お笑いライブにご出演のスリムクラブさん(真栄田賢、内間政成)です。どうぞ!
藤井:前川さん第2回、第3回と参加していただきましたが、ご感想は?
前川:沖縄の海と空とたくさんの人にかこまれて、幸せでした。
藤井:今年第1弾のシングルが3月14日に発売になりますが、どんな感じの曲なんですか?
前川:この映画祭を受けての曲なのですが、喜びだけをテーマに作りました。


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藤井:スリムクラブは沖縄出身ですが、地元でのライブはいかがですか?
真栄田:沖縄の方はにぎやかなことが好きなので、もの凄く盛上がります。親戚が多いのでどんなにすべってもごまかせちゃう。ひじょーにやりやすい状況です。昨年は一週間まるまる働いて、ギャラが一銭も出なかった……。
内間:気持ちの面で……。
真栄田:チャリティーでございます!
藤井:そうですね〜。
真栄田:今年はいろいろなイベントをやります! 地元のモノマネ芸人さんで南こうせつさんのモノマネで南こっせつさんがいらっしゃるんですけど、その方が本番直前に自信がないということで出場を辞退されたそうです……。これ、非常に悲しいニュースです。内間さんがイベントで歌います。
内間:そうなんですか? オファーがあれば、いつでもいきます! ぼく、心残りとしては、鈴木奈々さんの沖縄をイメージした衣装を感じとれなかったことですね(笑)。
藤井:真逆でございましたしね……。
さてそんなわけで、以上をもちまして『第4回沖縄国際映画祭』プログラム発表記者会見を終了させていただきます。


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★第4回沖縄国際映画祭★
2012年3月24日(土)から31日(土)まで開催

今回も“Laugh & Peace”をコンセプトに
映画・映像を通して万人のこころが通じ合う
新しい映画祭&映像祭を目指し開催

・長編プログラム(Laugh部門、Peace部門)
・特別上映作品
 (日本のコメディ、世界のコメディ、リスペクト上映、ドキュメンタリー部門、
  オープンエアスクリーン、桜坂映画大学、パノラマスクリーニング)
・地域発信型プロジェクト(地域発信型映画、JIMOT CM COMPETITION)
・Pachinko Movie Award
・SoftBank presents お笑いLIFEショートフィルム上映会
・“ちゅらイイ” GIRLS UP! ステージ
・ビーチステージイベント(地域参加型ライブ、お笑いライブ、音楽ライブ)
・ 「3・11東日本大震災」写真展 20 DAYS AFTER 写真 半田也寸志
・沖縄コンテンツランド
・沖縄コンテンツバザール

開催中は多くのタレントが沖縄を訪れ、
レッドカーペット、オープニングセレモニー等イベントを開催

詳しくは公式HP:http://www.oimf.jp/jp/