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あの「ロサンゼルスの戦い」から69年後、ついに“彼ら”が地球に上陸する日がやってきた――。
大量の流星群と思われる未知の物体が世界中に降り注ぎ、正体不明の何者かが海岸に出現、猛攻撃を受け各都市が崩壊するなか、ロサンゼルスも瞬く間に壊滅寸前に追い込まれる。だが逃げ遅れた3人の子供を含む民間人5人がロス西警察署に取り残されていた。廃墟となった街、視界を遮る砂塵、どこからともなく発砲される銃弾のなか、がれきの中で空軍の生き残りサントス曹長を救い、民間人確保に向かうが、驚異的な敵の攻撃力の前に後退を余儀なくされる。一人、また一人と激しい市街戦で仲間を失い、退路も失う中、果たして彼らは、そして人類は生き残れるのか――!?

9月12日（月）、都内で映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のトークイベントが行なわれ、ゲストに芸能界でも家族想いの父親として知られ、リングで戦うファイターとしてのキャリアを持つボビー・オロゴンと愛娘のローズちゃんが登場した。

MC：ご挨拶をお願いします。
ボビー：みなさんこんばんは、ボビー・オロゴンです。
ローズ：近田ローズです。9歳です。

MC：ボビーさん、格好がまるで映画から飛び出して来たような感じがしますね！
ボビー：ありがとうございます。昔、自衛隊にいたことを思い出しますね……。
（場内笑）
ボビー：嘘だよ〜！
MC：……映画をご覧になられていかがでしたか？
ボビー：いやぁ〜、人間が観るべき映画だなぁ〜と感じますね。
MC：どういったところでしょう？
ボビー：えっ！　バラしていいの？
（場内笑）
ボビー：はっきり言っちゃいますけど、エイリアン映画になっております。人類と戦う感じになっております。
MC：では、ローズちゃんはいかがでしたか？
ローズ：凄く感動しました。
ボビー：（間髪入れず）ホントかよ〜？
MC：いちばんおもしろかったところは……？
ローズ：最初のみんなが逃げてたところ……。
ボビー：逃げてたところ……？
ローズ：……。
ボビー：逃げてはいないよね……逃げてたみたいなところでいいですか？
ローズ：はい！
（場内笑）
MC：それではボビーさんは……？
ボビー：みんながチームを作って努力して答えを見つけていくところが印象的でしたね。
MC：相手の存在がなかなかハッキリしないのですよね。
ボビー：アクション映画なのにメッセージがしっかり入っていて、感動的なシーンで終わる素晴らしい作品じゃないかなぁ〜と思いますね。よろしくお願いします。

MC：ボビーさんは自衛隊……いや、海兵隊のような体格ですけど、普段から鍛えてらっしゃるんですか？
ボビー：もちろん！　明日なにが起こるかわからないですから。本当に僕の人生そんな感じ……この後、相撲大会にも出なきゃいけないし。
（場内笑）
MC：K-1で曙さんやボブ・サップさんと戦われましたけれども、それでもなにが向かって来るかわからない……。
ボビー：そう！　みんな油断しちゃダメだよ。さっき道の角を曲がったら、シマウマがいたからな！
（場内笑）
ボビー：鍛えていたおかげで逃げられたから、みなさんもちゃんと鍛えてくださいね。それが僕のメッセージでございます。
MC：……ローズちゃん、こんなにおもしろいお父さんですけど、家ではどんなパパですか？
ローズ：普通の人……。
ボビー：（間髪入れず）俺のメンツを潰すんじゃね〜よ！　普通じゃないだろ？　ちょっとなにかあるだろ？
ローズ：……ちょっとの人。
（場内笑）
ボビー：（落胆して）そうゆうことです……。

MC：（気を取り直して）映画はよくご覧になられますか？
ローズ：（しばらく沈黙して）はい。
ボビー：観るだろ〜なんでそんなにフリーズしてるんだよ〜。
ローズ：映画館にはパパは行かない……。
ボビー：映画館には行かないけど、家で一緒に『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉 』観ただろう〜。
ローズ：ローズは観たけどね……。
ボビー：（慌てて）一緒に観ただろ〜。なんで一緒に観てないって……。
ローズ：本当だもん、観てません……。
ボビー：……。（愛娘にタジタジなご様子であります）

MC：（やはり気を取り直して）ボビーさんは『南の島のフリムン 』でアメリカ軍兵役として出演されてますよね。
ボビー：そうなんですよ。この作品も僕だったらもっといろいろ出来たと思うよ。もう撮影終わってるか〜。
MC：『世界侵略：ロサンゼルス決戦』パート2ができたら出演は…
…？
ボビー：出演してみたいけど、まずは、英語を憶えないと……（笑）。
MC：（失笑）もし、エイリアンが攻めてきたらローズちゃんはどうしますか？
ローズ：逃げる！
ボビー：逃げるのかよ〜、映画の中でみんな戦ってましたけど……。
ローズ：パパが戦ったら絶対負けちゃうし。
ボビー：じゃ〜逃げましょう!!
MC：……もし『世界侵略:トウキョウ決戦』になったら、なにを守りたいですか？
ボビー：やっぱり家族でしょ！　いや〜守りきれるかな〜。
ローズ：（しばし沈黙）たぶんなの？
ボビー：たぶんじゃないよ！　ちゃんと守りますよ。たのみますよ〜本当に。
MC：ローズちゃんは、なにを守りたいですか？
ローズ：妹と貯金箱とお菓子。
ボビー：多いよ！　パパとママとお兄ちゃんはどうするの？
ローズ：やっぱり、お兄ちゃんとお母さんと妹（キッパリ）。
ボビー：おかしいよ！　パパはどうすればいいの？
ローズ：パパは自分で自分の身を守る。
ボビー：パパはひとりぼっちになってしまいました。それでも頑張って……。
ローズ：パパはエイリアンにやられちゃうよ〜。
ボビー：はい、じゃあ逃げます！
（場内笑）

最後に、「皆さんも見て損はない映画だと思っています」とコメントし、映画『世界侵略：ロサンゼルス決戦』のポスターさながら、愛娘のローズちゃんを抱きかかえ決めポーズでフォトセッションに応えた（トップの写真……いやいや、なんだかんだ言っても仲良き親子のいい写真ですね）。