幸せな買いモノ、黄金律ここにあり


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バリアーダ。今回はメインンは鶏肉と牛肉でしたが、
中身は卵でもチーズでもなんでもあり! 
ホンデュラス巻くお好み焼き、
と個人的にネーミングしました(筆者、関西出身です)

人生でいちばん意味を見い出す買いものって、家族や友達と幸せな時間を過ごすための買いものだったりしませんか? これは年齢を重ねるにしたがって説得力をもち、実践を伴ってくる黄金律かもと思う今日このごろです。

私もそんな風に“齢を重ねている”一人だったりして……そんなわけで、先日はいい時間を過ごしたいね、と大切な友達を招待して我が家でホームパーティーを開きました。ホンデュラス出身の友達から手ほどきやサポートを受け、ホンデュラスの典型料理(らしい)バレアーダ(Baleada)作りに挑戦!


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ホンデュラス出身の友人フロール。
ひとつひとつレシピを
伝授してくれました

バレアーダは私流に言うと、小麦のトルティージャに茹でたフリホーレス(あずき)を荒いペーストにして、その他もろもろ(何でもありです!)を挟んで食べるタコス。バレアーダなら前準備さえしておけば、巻き巻きしながらみんな一緒に食べられるのでホストもパーティーを楽しめるし、ゲストも作る過程に“参加”することで満足度もアップ! パーティーにぴったりのお料理なのです。

バレアーダのレシピを簡単に書くと、
1)鶏肉または牛肉をマリネして一晩置く。マリネするソースは、油、塩、胡椒、ウスターソース、しょうゆ、ニンニク、チリなどがあればそれらの香辛料。マリネは前日にしておくと味が染みてグッド! 食べる前に強火で一気に焼く。焼くときに玉ねぎや赤ピーマンなどの野菜を一緒に炒めるとよりいい。
2)大豆が煮えたら荒くマッシュ。後は食べる直前にトルティージャを温めるだけ。


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鶏肉や牛肉をマリネして玉ねぎ、
赤ピーマンと一緒に強火で焼いたもの

決め手となるソースは赤白ふたつあり、ひとつはクリームチーズとクリームを交ぜて塩を加えた白ソース。もうひとつはチスモル(Chismol)と呼ばれるホンデュラス料理の調味料で私が赤ソースと呼ぶもの。トマト、玉ねぎ、ピーマンを細かく刻んだものにビネガーとレモンを入れて、塩こしょうして味を調えたもの。嫌いじゃなければコリアンダーを入れたり、玉ねぎも白玉ねぎに加えてレッドオニオンを細かく刻んで入れるとよい……とこれだけです。

トルティーヤの上にフリホーレスを乗せ、その上にホワイトソースを乗せて、肉を乗せ、巻き巻きして、いただきまーす! 簡単な上に楽しいなんて最高! 買ったものが活きる瞬間、まさに買いものの黄金律である“幸せを感じることにお金を使え”です。

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集合してから食べ始めるまで数時間ありますしね……
アルゼンチンタイムってゆっくりですよね……


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Chismol(チスモル)ソース。
肉料理のソースとしてもトーストの
ディッピングソースとしても使える万能ソース、
常備しておくと重宝します