問・埼玉県には全国一、就業者数が多い職業がある。それはいったいなんでしょう?
あらかじめ書いておくが、筆者が知っている答えはひとつだけ。調べてみたら、会社員が日本でいちばん多いとか、駅員がいちばん多いなどの可能性もある。あったら教えてください(笑)。で、筆者の掴んでいる答え、ひとつだけヒントとして「ただいま統一地方選挙の真っ最中」というのを挙げておく。さ、それではお考えください。
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とりあえず市だけ塗りつぶしましょう。40もありますけれど
答・市長の数
そう、選挙で選ばれる市民の長、市長さん。つまり埼玉県は全国一、行政区分での「市」が多い県なのだ。その数なんと40市(11年4月1日現在。以下同じ)。全国一、市の数が少ない鳥取県の4市の遙か10倍もの市が埼玉県には存在するのである。
せっかくだから埼玉県の全市、書いておこう。県庁所在地であるさいたま市を先頭に、川越市、熊谷市、川口市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、春日部市、狭山市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、越谷市、蕨市、戸田市、入間市、鳩ヶ谷市、朝霞市、志木市、和光市、新座市、桶川市、久喜市、北本市、八潮市、富士見市、三郷市、蓮田市、坂戸市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、吉川市、ふじみ野市……の40市。ついでに鳥取県の4市は鳥取市(県庁所在地)、倉吉市、米子市、境港市だ。
なお、いわゆる"平成の大合併"の以前、99年3月末日時点での埼玉県の市の数は43市(もちろん当時最多)。これが旧大宮市、旧浦和市、旧与野市が合併しての現さいたま市や、旧町村同士の合併で新しい市が誕生したことなどから40市に収斂したわけである。あ、ちなみに鳥取県は、大合併以前も現在と同じ4市でした。