ヤッホー、神サマ!

山のおはなし。

当サイトが誇るスーパー還暦オーバー、アラカン編集長といえば登山。連載『アラカン編集長モンブランを行く!』も、そろそろヒマラヤから降りてきそうである。みなさまこちらの応援もよろしくお願いいたします。

さて、ヒマラヤだけでなく、ほぼ毎週に渡って登山を続けるアラカン編集長に聞いたところ、「山頂で“ヤッホー”と叫んだことはない」という。山の頂に達したら誰でも言うものだと思っていたがそういうわけでもないのか……というところで、「ヤッホー」とはいったいどこから生まれた言葉なのだろうか。
 


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アラカン編集長が登頂した西穂高山頂から、
ヤッホーッ!

調査を進めたところ、諸説ある中でふたつが有力と言われているようだ。
まずひとつは「ヨーデル」から。独特の節回しでおなじみヨーデルでは、人に対する呼びかけとして「ヤッホー(yo-ho!)」を使う。それが昭和初期の日本に広まった、というもの。で、ヨーデルと言えばヨーロッパアルプスだが、日本でまず広まったのは日本アルプスらしい……が、これは少々マユツバか。

そしてもうひとつは「聖書の神様」から。ある登山家が登頂を終えて見晴らした景色があまりにも素晴らしかったので、“神の呼び名”を呼んだ、というもの。
この神の呼び名とは「ヤハウェ」と呼ばれている。これは、旧約聖書の時代、神の名前を気安く呼ばないようにと母音をわざと外して“YHVH”や“YHWH”と人々に記憶されていたのが、肝心の母音をみんな揃って忘れてしまった(!)ために発音しようがなくなったのを、なんとか音読してみたのが「ヤハウェ」(ちなみにこの子音4文字は「神聖四文字」と言われている)。これが日本ではヤッホーになった、とか。

以上、ヤッホーの謎をyahoo!などで調査した結果でした。
ヤッホーィ!