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<広島!寄り道編>


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今回の寄り道!以前からなかなか予約が取れなくずっと行きたかった石亭です。アザミも一緒にお引越し。広島はあなご料理が有名ですが、なかでも”うえの”というお店が美味しいと評判です。そのうえのが経営する12部屋程の小さい旅館。石亭(http://www.sekitei.to)その名のとおり石と緑と水の庭を中心にコの字に配された部屋々からは庭を、その向こうに海と宮島が見えます。一部屋ずつが全く異なり次はどの部屋を予約しようかとキョロキョロ。

最終日、東京から来たkyokoさんを無事Getして一足先に石亭へ送りだしました。kyokoさん大冒険!今日のお部屋はYUSENといってコの字の角にあります。寝室が2つ。庭を眺める特等席の出窓の様な小部屋。坪庭もあります。2階は桧風呂。何とタタミにお風呂!ここには夜中、窓を開け放って入ってみました。

石亭の特徴の1つは日本古来のものを現代の技術でそっとサポートを加えてあるところです。旅館らしさを楽しみながら、快適で清潔な居心地。畳に床暖房であったり、調光できる証明、棚にはエスプレッソマシーン。ジャズの似合う旅館です。ロビーにあたるガラス張りの部屋では時間により冷酒の利き酒、夜も更ける頃には小さなお汁粉、そして朝の泡立ちコーヒー等がサービスされます。ここから見える池の鯉の元気なこと、よくジャンプしていました。よく見ると鯉を鍛えていると思われる仕掛けも。

ここを教えてくださったyasuiさんも合流して贅沢なひと時を過ごさせて頂きました。ここはベテランのyasuiさんに色々教えて頂いていたので、始めから私たちは石亭の仕掛けを知ってしまいましたが、本当は何回も訪れる度、少しずつ新しい発見をして楽しみを増やしていく場所なのでしょう。次にはどこの部屋を予約しましょう。広い露天風呂のある安庵も良く、更には藤棚の木陰も涼しそうな聖山も良さそう。連泊をすれば宮島まで船を出してくれるそうだし、美味しい料理と贅沢な時間を堪能しにまた来たい。あたふたと荷物をまとめて、出発前のコーヒーを頂きにあのガラス張りのロビーへ。アザミもまたお引越し。