『東京島』とエルメス、コラボ記者会見!

メイン.jpg 無人島に漂着した23人の男と、ひとりの女。そこは地獄か、楽園か。果たして脱出できるのか?! 欲を剥き出しに、生にしがみつく現代の日本人たちの孤島脱出サバイバル・エンターテインメント『東京島』。邦画史上初の「エルメスとのコラボレーション発表会見」として銀座の「メゾン エルメス」で行なわれた完成記者会見では、エルメスのスカーフを身にまとった本作の出演者3人が登場して作品への思いを語りました。

サブサブ6_03.jpg 木村多江(主演・清子役):今回、役のオファーをいただいたとき、なぜ私なんだろう? と思いました。清子はとてもポジティブなんですけど、私はどちらかというと“薄幸”ってイメージを持たれていると思っていたので(笑)。撮影もとてもタフな現場だったので、私自身が新しい自分に出会えたと思います。劇中で私が蛇の皮を剥ぐシーンがあったんですが、じつは爬虫類が大好きなので楽しかったです(笑)。この映画は私自身がそうであったように、多くの女性の共感を得られると思いますし、男性もどういった反応をしていただけるか興味深いですね。

サブの2_03.jpg 窪塚洋介(ワタナベ役):衣装合わせで“亀の甲羅”を渡されたので、あぁ、今回の映画では亀の役なんだなぁと思いました(笑)。僕の演じたワタナベはおかしな奴なんですが、「魅力的な原作のキャラクター像に近づけて演じさせてください」と製作陣の方々にお願いしました。

Q:旅行に必ず持っていくものは何ですか?
窪塚:思い浮かばないんで、後でメールします(笑)!!でも、初めての海外旅行で友達に「必ず印鑑を持っていけ」と言われ、その通りにしたんですが、実際はまったく必要なかったです。騙されました(笑)。

福士誠治(GM役):“ひとりの人物なのに3つの名前(顔)を持っている役”というのは初めての挑戦でした。僕の演じる役は、あるときは“とても温かい人物”。かと思いきや“ムカつく人物”に変わるような瞬間があるという、複雑な役柄なんです。そういうのもあって“人間の心の動き”が楽しめる映画になっていますよ。

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原作:桐野夏生(新潮社刊)
監督:篠崎誠
脚本:相沢友子
出演:木村多江/窪塚洋介/福士誠治/柄本佑/木村了/染谷将太
配給:ギャガ
公開:2010年夏、シネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショー
公式サイト:http://tokyo-jima.gaga.ne.jp/
シネマピア:http://asobist.samplej.net/entame/cinemapia/0214.php

(C)2010「東京島」フィルムパートナーズ