常夏の国ラオスクライミングー3ー

■12月8日/滞在4日目■

【7.Tree Lounge エリア】
6.White Rabibit:6a/18m/9bolts tp
7.Laos-Simply beautiful:5c+/19m/9bolts tp
8.Egg on Top:5c/20m/9bolts,2slings tp


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終了点から上は草むら&ブッシュになっていて、恐らく鳥が巣を作ったりしているとみえる。「登れば卵があるかもよ」ってことで「Egg on Top」ってのね。ターケークには数少ない垂壁とあって、初心者クライミングスクールらしきが行われていた。

【13.Schnock(II) エリア】
7.Horb:6a/23m/10bolts tp
8.Paul:6a+/23m/9bolts tp


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ターケーク滞在4日目というのに、しょっちゅう言い間違えるのがトポ掲載のルートの仕様の「bolt」だ。特に篠原ガイド。9ボルト(ツ)なのにナインボトルと言い間違える。
で…
たんびに私がつっこむ。
「そんなに飲めません!」
同じネタでたんびに笑える!!

常夏の国と言えども、恐らく秋の気配なのだろう、木陰に入ればかぜもそよと肩先を通り過ぎ気温30度だとは感じないくらいだ。ただ日当たりのよ過ぎる岩場はヤバイ。基部はともかく、登っていって照りつけられると、ドワーッと全身から汗がしたたり落ち、頭がくらくらしてしまう。日陰と日向でここまで体感気温が違うのは、雨季乾季の2シーズンの気候帯の特徴なのだろう。

ところで…
どうやら「ウィスキー・オン・ザ・ロック」はどこでも通じるわけではないらしい。
棚のジョニ黒を指して「Wisky on the rocks」と言ってみたが
「ha?」
で「big brocks of ice」と言ったら「aha」で、だけど「don’t have」だと。で、入手できるのはザラメよりやや荒い粒状のジャリジャリ氷。ま、ないよりましだかんね。

何回もカウンターに行って同じものを注文していたら、しまいに…
私が「Wisky」と言ったら、即座に返ってくる
「with ice」
「Oh yeah!」ってなね。

ただでさえ鶏頭なところ、時間経過で記憶がおぼろ。トポ本見ながら写真見い見い、懸命に糸を辿ろうと苦戦するんだが、どの写真がどのルートだったか判別が困難になってくる。

自らの教訓を忘れてはいけないと、改めて肝に銘じた。すなわち…
カリムノス・ギリシャもそうだったがターケーク・ラオスも同じだった。そう、ルートの出だし部にルート名が記されているから、登っている写真を撮る前に記されたルート名を撮る。そして晩飯と朝飯は撮る。そうしておくことで、1日の境目が明確になり、後々、ルートとルート名が判然とする。
今回はとにかく面倒で飯を撮らなかった。だから幾日の写真だか追うことが難しい。ルート名を撮ったり撮らなかったり、登る前に撮ったり後で撮ったり、行動手順がスタンダライズされてないと、時間経過であやふやになった記憶では把握が極めて困難になる。
あとから嘆いても、後の祭りだわよ〜

それでもなんとかルポできるのは、ひとえに入手したトポ本の登ったルートには日付を打っておいたからなんである。

ってなことで、ともするとご紹介するクライミング写真とルート名が不一致なケースもあるやもしれないとご了承いただきたい。


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