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Perfumeは今年、結成15周年、メジャーデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを迎えている。2005年9月21日「リニアモーターガール」でメジャーデビューを飾ってから丸10年目となる同日9月21日に、当時メジャーデビューを発表した思い出の場所『TSUTAYA O-WEST』を皮切りに10日間にわたってスペシャルなアニバーサリーイベントを実施。
ファンクラブ限定のスペシャルライブや、対バンライブ、ダンスコンテスト、ワンマンライブ、更に日米同時公開となる自身初のドキュメンタリー映画のプレミアム先行上映会と、アニバーサリーイヤーならではのPerfume満載で繰り広げる10日間。
そして今回、Perfumeメンバー自ら、その意気込みを伝える「開会宣言」と銘打って、発表会イベントが、9月20日（日）に、都内渋谷区の、ベルサール渋谷ファーストで行われ、Perfumeメンバーの、あ〜ちゃん、かしゆか、のっちが登場。

MC：まずは、ご挨拶をお願いします。
全員：あ〜ちゃんです、かしゆかです、のっちです、３人あわせてPerfumeです！
MC：『TSUTAYA O-WEST』では、ファンクラブ限定のスペシャルライブが行われますが、ファンのみなさんは試験を受けたと……。
あ〜ちゃん：500人しか入れないということで、私たちも答えることが難しいというPerfumeの15年分の試験範囲で、正解点数の高い博士号の人たちだけが参加できるイベントです。私たちも試験を受けたんですけど、悲惨な結果になってしまいました（笑）。
かしゆか：思い出のたくさんある人ほど迷う問題だったんです。
のっち：思い出が強いけんさぁ〜。
かしゆか：3人の中で一番記憶力が高いあ〜ちゃんが一番点が高いんじゃないかって話してたんですけど、まさかのね……。
あ〜ちゃん：こんなん知らんよっ！でも、その試験を受けてコアな質問にPerfume愛を感じました。
O-WESTでの、ワンマンライブまでは順調に来ましたが、そこから先が本当に大変でした。そのO-WESTで、メジャーデビュー宣言を9月21日に、明日がその記念日です。その報告をした場所で、初心を思い返しライブに望みます。昔の楽曲をたくさん披露します。ウフフ。
のっち：もう、明日じゃん！
あ〜ちゃん：どうやってセブンティーンに切り替えればイイんじゃろ（笑）。

MC：どんなライブになるんでしょうか？
かしゆか：博士号をとった方たちなので、いつもとは違った盛り上がりになるんじゃないかっていうドキドキはありますね。選ばれし人たちだからこそ、曲への思い出が強かったり、感覚が違ったり、どんなライブになるのか想像がつかないです。
あ〜ちゃん：そうじゃね〜。ぜんぜん盛上がらんかもしれんしね。
のっち：あはは！
かしゆか：恐いよね?。
あ〜ちゃん：えっ！この曲を知ってる？みたいな。
のっち：3人だけで楽しむ！
あ〜ちゃん：そうだね！（昔は）お客さんに観てもらえないっていうことは、ふつうだったからね（笑）。
のっち：うん！

MC：続いては、武道館でライブが行われます。対バンライブということですが……。
のっち：今まで１組の方との対バンライブでしたが、今回は、武道館ということで、複数の方とのPerfumeフェスという形になります。『3人祭り』というタイトルですが、出演者メンバー全て3人組ということで、やりたかったライブです。
かしゆか：3人あるあるとか話したいよねって！
あ〜ちゃん：3人でいるとどうしてもVの字のフォーメーションをとっちゃうとか。
かしゆか：歩いている時に、自然に三角形になりがち。
のっち：多数決がとりやすかったり。

MC：3日目には、Perfumeダンスコンテストが行われますが、出演者のダンス映像はいかがでしたか？
かしゆか：回を重ねるごとに、お客さんのレベルが高くなってきています。今回は、応募数も多くて、２部門に分かれていて極部門と創部門。完全コピーの極部門と応募者が考えたオリジナルダンスの創部門です。どちらも面白くて、そこまでのドラマを感じるんです。決勝戦では、みんなの気持ちが高まったところでの採点になるので、選べないんじゃないかなって思ってます。海外の方も、このために来日して参加していただけるんですよ！
あ〜ちゃん：アジアだけではなく、ヨーロッパやアメリカからも！
かしゆか：今回は３回目ということで、レベルもあがっていますので、なかなか若い人が優勝できない、残れないことが気になっていましたので、Under16という部門を作りました。

MC：そして、LIVE 3:5:6:9 は、日本武道館と、地元広島のグリーンアリーナで開催されますが、いかがですか？
あ〜ちゃん：日本武道館を10日間貸し切りさせていただいていて、あの夢のステージを、日本武道館の経営者の方側からPerfumeなら、10日間でも、儲けが出るじゃろうと思っていただけた、そこへの信頼、それが嬉しくて。武道館を目指してインディーズのころから活動してきましたので、特別な思いがあります。広島グリーンアリーナは、私たちの地元で、毎年『ディズニー・オン・アイス』を観にいっていた場所で、結成した広島は私たちの大切な故郷で大事な場所でもあるので、感謝しに行こうという思いでプラスしました。

MC：それでは、ドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』についてお聞かせください。
あ〜ちゃん：今回は、WORLD TOUR 3rdで、海外に音楽を届けに行こうと決意した、そのアメリカでようやく３年目に行われたライブの裏側を撮っていただきました。初めてのアメリカライブで緊張している３人。その緊張で体調を壊してはいけないというガチガチの状態の中での防寒対策。ダウンジャケットの上にさらにダウンジャケットという、格好の悪さ。最初の方ではメイクもちゃんとして「おはようございま〜す」ってニッコリしてたんですけど、最後の方ではスッピンに近い状態でマスクに髪が濡れて「おはようございま〜す」って。
のっち：完全に気が抜けてる。
あ〜ちゃん：ほ〜じゃなぁ。最後まで気を引き締めて行かなきゃいけんかったところでした。後は、ふだんならカットされる、ダンスを間違えているシーンやゆかちゃんの可愛らしいひとことだったり、ありのままを演出なく撮っていただいた映画になります。
のっち：試写会であんなにないてるかしゆかを見たことがないですね。
かしゆか：自分の出演している作品を観て泣くのって恥ずかしいですよね。スタッフさんが、慣れない海外で、機材が届かなかったり、故障したりする中で、私たちのためにがんばってくださっている姿もたくさん入っていて、いろいろな方の愛を感じで、号泣してしまいました。

 MC：最後にひとことづつ、ご挨拶をお願いします。
のっち：メジャーデビュー10周年、結成15周年ということで、大きな節目を向かえておりますが、とても私たち脂の乗った状態だと思っています。
あ〜ちゃん：あはははは！
のっち：明日から始まるライブ、映画、新曲を早くみなさんに観ていただきたい、聴いていただきたいと思っていますので、みなさんどうぞよろしくお願いします。
かしゆか：10デイズ、全て違う内容になっていて、LIVE 3:5:6:9も日ごとに違った感動があると思っていますので、１日１日大切に楽しんでいきたいと思っています。
あ〜ちゃん：ここまで続くとは、思ってもいませんでした。小学生の時に結成して、いろんな方に出会い支えて信じていただいて、こんな大きなチームになって、記者会見まで開らこうって言っていただけるスタッフの方がいてくださって、ほんとうに幸せです。今の気持ちを忘れないで、これからもPerfumeの活動を楽しんでいきたいと思っています。まだまだPerfumeから目を離さないでください。今日はありがとうございました。

その後、アニバーサリー祝賀の儀として鏡開きが行われてのフォトセッションと会場は大いに盛上がった。

★Perfume初めての映画が10月31日より劇場公開決定！

2014年に開催され、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地を回った「Perfume WORLD TOUR 3rd」の裏側に完全密着したPerfume初の映画となる『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』が10月31日（土）より全国劇場で公開。
昨年リリースされたアルバム「LEVEL3」は世界251の国と地域で配信され、香港・台湾・シンガポール・タイのiTunesエレクトロニック・アルバム部門で1位を獲得。アメリカ、カナダなど19の国でトップ10入りを果たすなど、テクノポップを主体とした新感覚の楽曲と洗練されたダンス、最新テクノロジーを駆使したLIVEパフォーマンスで人気を博すPerfume。本作『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』は、結成15周年、メジャーデビュー10周年を迎えるアニバーサリーイヤーとも言うべき2014〜15年の「Perfume WORLD TOUR 3rd」、並びに「SXSW 2015」での活動に密着。アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、世界を駆け巡りながら、彼女たちの音楽、最新テクノロジーを掛け合わせたLIVEパフォーマンス、そして、これまで余り観せることの
なかった舞台裏へも完全密着。パフォーマンスの影にあるひたむきな姿、喜びや苦悩、葛藤までも描き出す。さらに、音楽シーンにとどまらず、ファッション、ポップカルチャー全般に影響を与え、ワールドワイドに活動をする彼女たちの現在進行形の"今"を目撃することで、結成からメジャーデビュー、そして今日まで、3人が歩んできた足跡を感じ、その想いは未来へもつながっていく。歩みを止めることなく進化し続けるPerfume。彼女たちの"今"がここにある。