昨年9月のヒマラヤ山行から、アイスやらなんやらいろいろ、すっ飛ばして、クライミング三昧の5月のお話を。
まずはゴールデンウィーク。なんと2日から6日まで5連チャンで小川山にいた。2日と3日はマルチピッチを楽しんで岩根山荘でお世話になり、4日、5日はテント泊。アウトドア生活たっぷりなワイルド&ゴージャスな5日間だった。
まずはマルチピッチ2本から。
5月2日
【マルチピッチ屋根岩2峰 「セレクション」6ピッチ】
苦手なクラックを含むルートと聞いていたから、最初からド緊張!
ふーふー言いながら取り付きに着いてみたら、出だしからクラックなのね〜
■1ピッチ目
出だしのクラック、ほんの短いクラックなんだが、これが案外、困難苦難苦渋の四苦八苦!1手目、左手から挿すがいいか、右手から行くべきか、どっち足でファーストスタンスを得るか、どうもセオリー通りにいかない気がして、1歩目が上がれない。
エイヤッ!でひと足乗り込んだら、あとは「違ったかな?」と思ったところで行くっきゃないね。ただもう必死で大汗かいてベソかいて。
落ちなくてよかった〜
■2ピッチ目
ダイヤモンドスラブ。メチャメチャ難しい訳ではないが、なんせ長くて…
■3ピッチ目
チムニー。なんか篠原さんやセカンドの人と違う登り方してるような気がした。
■4ピッチ目
木登りスタート。高さ稼ごうてんで、せっせと木登りしたら、画像の通り木の幹が谷側へ傾斜しているものだから、登るほどに岩面との距離が開く。結果…
岩に乗り移るのがこわ〜い!!移る先がスラブだしな〜
■5ピッチ目
少しスラブを登り下の松ノ木までクライミングダウンしてアンダーハンドのトラバース。難しいという訳ではないが、かなりの高度感!スリル満点!!
■6ピッチ目
ちょっと被りぎみなクラックを登りきれば終了!
フィストジャム、決まってる感が嬉しい。依然クラックは苦手だが、そこまで怖いと思わなくなった。
あとは50mの懸垂下降で3峰方面に降りる。
5月3日
【マルチピッチ屋根岩3峰 「南陵レモン」5ピッチ】
■1ピッチ目
■2ピッチ目
スラビックなトラバース。きちんとスタンスを選んで慎重に足を運ぶ。難しいという訳ではないが、滑れば足ブラになるわけだから、緊張するな〜
■3ピッチ目
核心のクラック。中間部まではハンドサイズのクラックをレイバック気味に抜ける。後半はオフィズスサイズのクラック。
これがダメ〜
オフィズス登りができない。手も足も出ない!右に斜傾しているワイドな隙間の中で、右向いたり左向いたり、腹下にしたり仰向いたり、何してもとっかかりがない。
困り果てていたらいたら横に1本平行してクラックが!結局レイバックのような、フェイス登りのような、つまり力づくでなんとか。
■4ピッチ目
■5ピッチ目
3Pの印象が強すぎて、4、5Pがどうだったか覚えがない。
ま、ってことはそうは難しくはなかった、てえことで…
懸垂は何ピッチだっけ?
長かったような記憶がおぼろ〜
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