クライミング・ミラクル―台湾編NO.1―

さてさて、ギリシャ・ミラクルのお次は台湾・ミラクル。
たった3時間のフライトで別世界!朝9時半に羽田を発ったと思ったら、昼過ぎには台北へ。3時ごろにはクライミングしてるなんてね!!ミラクルthe 1st!!!

1月25日
羽田→台北→龍洞の岩場Back Door エリア

datin140320_01.jpg 2本やったが、どっちがどっちだか?
Side Step : 10a、Jeff’s RP Crack : 10a

datin140320_02.jpg あああーッ!大問題!!私としたことが、大失態!!!
大問題/大失態その1…メシ画像撮るの忘れた
大問題/大失態その2…トライしたルート、トポ本にチェックはしたが日付を入れるのを忘れた。
よってクライミング画像がどの日のどのエリアの、どのルートか特定が困難。
なので、せいぜい記憶の糸を手繰り寄せ日にちとエリアはなんとかつながったが、
各々の画像がどれだか分んな〜い!!
なので、画像は、メモリーの番号順に上げるっきゃない。
今後気を付けます〜

表記は「多分」な危うさ。
1月26日
台北→龍洞の岩場LongLane エリア
Sky Ladder : 10b、Golden Gate Slab : 5.8
乏しい記憶をたどるに、この日は寒さが込んで、メンバー全員戦意喪失。尿意頻繁。
おやおや、頻尿クライマーかい?!

1月27日
台北→龍洞の岩場LongLane エリア→Music Hallエリア
Long Lane…Pocket Overhang : 10a、Dragonslayer5.9
Music Hall…Undercling Jam11a、Pyramid5.8、Composure10a、The Nutpitch5.8、 Frustration10c、 Fingercrack11c
この日ではっきりしているのは、ウイスキーの蒸留所見学で台湾訪問中のITライターであり、原価バー経営者でもある柳谷氏と合流して北京ダックの専門店へ食事に行ったこと。
やっぱ「めし」は偉大だ!

datin140320_03.jpg 台湾めしは一概に旨かった。この日を除いては、いつもホテルから徒歩圏内の、何軒も軒を連ねている、どれも「百猛海鮮なんちゃら」と看板書きが読める大衆居酒屋的な食堂でご飯するんだが、よくわからないメニューに首を傾げつつ、「旨そうかも」勘で注文しても、そこそこ旨い。どうしても食べたいものについては近隣のテーブルに声をかけて、メニューを突き出して「その皿、このメニューのどれよ?!」とボディーランゲジ。
で、あれもこれも注文して挙句「頼み過ぎやろ!」になって「はい若者、食べなさい!」と参加最年少のE.U君が残飯係を押し付けられる羽目に。ごめんね〜
はいはい、ギリシャでも台湾でも飽食喰ライマー!!

datin140320_04.jpg 1月29日
台北→龍洞の岩場Back Door エリア
Just Five-thirteen10b 、Cowboy Arete10a

概観していえばカリムノス島・ギリシャは典型的な石灰岩であっちにもこっちにもコルネ(石灰岩でよく見られる背骨状の隆起)が発達している。蝋燭が溶け出したような、いわばファンタスティックとも言える曲線の集合体の奇容が特徴なのに対し、台湾はむしろ花崗岩に近いような稜砂岩(硬質砂岩)で、いずれも節理が見てとれる大振りの直線的岩塊の集積で、ダイナミックかつ要パワーというのが感想だ。

ってなことで…
後はメモリー内の順番で、どぞ!!!

datin140320_05.jpg ここまでが25、26、27日のものであることは間違いないことは「天厨菜館」の画像の位置で把握できる。

datin140320_06.jpg 龍洞・台湾の岩場。ほんのひと飛びなのに日本とは一味違うクライミングが楽しめる。毎年ベストシーズンにクライミングしに行きたい岩場でありましたことよ!

ただ…
4泊5日のクライミング行程の中で、リードトライしたのは後にも先にも1本だったのが、後になって思えばもったいなくも残念だ。どれも25m前後のロングルートだったことと、ドデカイい塊で節理した岩はいかにも要パワーな感じで、つまりはビビリが入ったわけね。
のど元過ぎてしまえば「なんだよ落ちてなんぼやん!」「やりゃあ、よかったじゃん!」と思ったりする。

そうそう…えっと、ミラクルthe 2nd、すなわち自慢…だけどさ…
どのルートだったか、後で調べようとしても、ちっともわからないんだけれども…
あのね12aが1本できたのね。たぶんね短いけれども垂直っぽいスラブで、パワーは要らないが我慢と忍耐とニュアンスなルート。
もちろんお買い得12aだろうが、ダメもとでトライした未体験ゾーン。そりゃあ嬉しかったのなんの。10cリードはほぼクリア。10dやったら、いよいよ次は11だね、ってとこまで来ながら、ちょっとブランクが開いたら元の木阿弥。最初っからやり直し状態に陥っているインドアロープ。フリーとアイスの頻度が高くなって歩きを極端にできなくなったら、たちまちに体力、持久力が落ちて、他のメンバーについていくのもままならない有様に成り下がる。いつまで経っても自信喪失、落胆、悲観&悲嘆の連続ループの中に繋がれの身には、ごくごく稀なハピハピハプニング。
これを励みにこれからも頑張りま〜す!!!

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*Blog「日々楽観」
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