ウォン・カーウァイ製作総指揮、映画『光にふれる』松井咲子(AKB48/チームA)がピアノで応援!生演奏、そしてまさかの背面演奏を披露!!

hikarinifureru001.jpg生まれつき目が不自由なピアニストの青年の物語を描いた短編に心を打たれたウォン・カーウァイが、長編として映画化することを決め誕生した『光にふれる』が2月8日(土)より公開となる。本作は実際に、生まれつき盲目ながらも才能を活かし台湾を中心にプロのピアニストとして活躍するホアン・ユィシアンの半生をベースに描かれた、若者たちの瑞々しい物語。ユィシアン自身が同名の主人公として出演し、トラウマを抱えたピアニストが、たくさんの愛に包まれ、逆境を乗り越え夢へと飛翔する姿が、多くの観客の笑顔と感動を呼び起こし、各国の映画祭でも次々と”観客賞“を受賞した感動作となっている。

本作の公開に先立ち、「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」(フジテレビ系)のピアノ部門での2度の王者や、ピアノインストゥルメンタルアルバム『呼吸するピアノ』がピアニストのデビュー作として史上初となるオリコンTOP10入りを果たすなど、ピアニストとしての才能も発揮し活躍する松井咲子(AKB48/チームA)が、映画への応援の意を込めたピアノ生演奏を披露する公開直前イベントが2月5日(水)、都内港区の汐留ベヒシュタイン・サロンにて行われた。

hikarinifureru002.jpgMC:ご挨拶をお願いします。
松井:AKB48・チームAの松井咲子です。映画公開イベントは初めてで、ちょっと緊張しています。

MC:映画『光にふれる』は、いかがでしたか?
松井:主人公から勇気をもらいました。こころあたたまる素敵な映画。自然と涙が溢れ、夢って叶うんだなって。パワーをいただいた作品です。

MC:共感されたところや好きなシーンはありますか?
松井:印象に残ったシーンは、お母さんが学校内を案内するところです。お母さんの支えがあって、夢に向かって行けるんだなって。家族の愛情を感じました。私も、母が応募したことによってAKBに入って、ピアノのお仕事もさせていただいて、家族の協力があって、夢に近づいているんだなって。そんなところに共感しました。

hikarinifureru003.jpgMC:くじけそうになったことは?
松井:何回もあります。AKBとピアノの両立も難しいなと思ったときも。家族やファンの方々、メンバーの支えもあり、今までやってこれたのかなって。AKBに入ってから、ピアノを人前で演奏することも増え、緊張して不安なこともありましたけど、そのときに家族からメールをもらったり、AKBのメンバーが声をかけてくれたり、支えられているなって実感してます。
最近、姉妹グループにもピアノが弾けるメンバーが増えてきて、ピアノも世代交代かなって焦ったこともあったんですけど、大島優子ちゃんや宮澤佐江ちゃんが優しく声をかけてくれて「ピアノを一緒にできるライバルがいることはイイことだよ! それで、咲子も成長できるから、がんばって!」って言われて、嬉しかったです。

hikarinifureru004.jpgMC:主人公の奏でるピアノはどのような感じでしたか?
松井:繊細で、綺麗で、聴いていて心地好く、色で表すと真っ白っていう感じです。心で演奏しているってところが素敵で、演奏部分にも注目して観ていただきたいです。

MC:自分が目指す演奏とは?
松井:聴いている人に感動を与えられるような演奏をしたいです。

hikarinifureru005.jpgMC:今、どんな夢がありますか?
松井:ピアノをずっと続けていきたいし、音楽に関わる仕事をしていきたい。話すことも好きなので、ラジオだったり、MCのお仕事をしたいなって。アシスタントMCのポジションでレギュラー番組をもちたいです。芸人さんの冠番組のアシスタントMC(笑)。AKB48・チームAでは、最年長で、若手の勢いも強く感じている日々なので、彼女たちを支えつつAKB48メンバーを盛り上げていきたい。

MC:今日はここで一曲、演奏していただけると……。
松井:本日、弾かせていただく曲は『心の譜面』という曲です。この映画の目の不自由な主人公は、心の中に譜面がすべて入っていると思っています。私も一音一音大切に気持ちが伝わるように演奏したいと思っています。

hikarinifureru006.jpg――この後、繊細なタッチで、しっとりとしたピアノ演奏を披露した。

MC:いかがでしたか?
松井:緊張しました。でも、弾き終わった後はいつも気持ちが良いです。

MC:最後にメッセージをお願いします。
松井:観終わった後に、心が温かくなり、勇気やパワーがもらえる作品です。新しい環境で、家族や友人に支えられといった内容なので、メンバーや家族にも観てもらいたいな。また、多くの人に観ていただきたい作品でもあります。

hikarinifureru007.jpgその後の囲み取材では?

Q:ピアノに関してこれからやってみたいお仕事は?
松井:第2弾のアルバムが出せたらいいなって思います。

Q:これからの活動で、どういったチームがAKB48グループの中にあれば?
松井:私が見た
いチームは、“ザ・アイドル”なチーム。みんなバラエティーにたくさん出ているせいか、面白さを求めていくメンバーもいるので、王道アイドルが大好きな人のための“ザ・アイドル”チームを作ってほしいな。私は参加しないで応援したいです(笑)。

Q:背面演奏が得意と伺いましたが……。
松井:はい! 背中を向いてピアノを弾くということを以前に。今、できますかね〜(笑)。できるかな〜。靴を脱いでいいですか?

――靴脱がないと鍵盤の高さが合わないんですね。背中を向けて見事に『むすんでひらいて』の演奏を披露。

松井:こっちの絵ばっか使うのやめてくださいよ〜(笑)。この特技も推していこうと思います。

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■ストーリー
生まれつき目が不自由なユィシアンは、たぐい稀なピアノの才能を持ちながらも、幼い頃にコンクールで起きた事件がトラウマとなり、表舞台に立つことができなくなっていた。ピアニストを夢見るも、叶える術を知らないユィシアン。そんな彼をいつも近くで見守ってきた母は、心配な気持ちを抑え、彼が将来音楽を仕事にして自立できるようにと、台北の音楽大学に通わせることにする。家族と離れた都会での暮らしや、健常者であるクラスメイトとの間にはだかる壁は、彼に大きな戸惑いを感じさせ、不安な毎日が過ぎていく。ところがそんな彼の生活は、ダンサーを夢見る少女、彼の音楽と人柄に惹かれて集まった仲間との出会いによって光に満ち溢れた世界へと変わってゆく―厳しい現実の中でも夢を追い続ける彼女にもらった勇気と、垣根のない仲間たちの友情に支えられ、ユィシアンは、夢に向かって飛翔していく――

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制作総指揮:ウォン・カーウァイ
監督:チャン・ロンジー
音楽:ウェン・ツーチエ/ホアン・ユィシアン
出演:ホアン・ユィシアン/サンドリーナ・ピンナ/リー・リエ、ファンイー・シュウ
提供:クロックワークス/ショウゲート
配給:クロックワークス
公式HP:hikari-fureru.jp
公開:2月8日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿他全国ロードショー
 

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