前回も秋だ秋だと書いてはおるわけですが、気候的にもめっきり秋となりましたね。そうなると「秋でどうする……○○の秋っていっぱいあるしねえ」なんて会話になるわけでして、そんならば秋のうちはそればっかりやりましょうかと今月は「芸術」にしてみたって次第。じゃあ来月はなんでしょうねえ……てなわけで今月はさまざまなクリエーター登場でQ5!
1・友永たろ メインはサカナ系イラストレーター
ちょっぴり、サカナ系アニメーター、サカナ系造形作家
まだ趣味の域だけど、魚陶芸作品も作ります
2・絵を描くことを仕事に選んだのは、絵を描くのが好きだから。魚を描くことに絞ったのは、なにより水の中の生きものが好きだから。描くだけではなく、知りたいこと、新しい発見がたくさんあるのも、魚類が好きになったキッカケかも……。検索始めるとやめられなくなって、スタート地点がわからなくなることもしばしば(笑)
3・展示会などで、まったく知らない人から声をかけられ、「絵本持ってます」とか「たろさんの絵が大好き」とか「たろさんのマネをしてフィギュアを作ったので見てください」と写真を送ってくれるとか、絵を通じてボクとつながってくれる人がいることがすごくうれしいです。逆に、ボクの絵がキライだという人もいます。直接言われたことはないけど、ブログなどで投稿しているの見たりとか……。それはそれで、心にとめておかなければいけないことだと思ってます(^^;
4・ずいぶんと昔からボクの絵のファンでいてくれるAさんに、冗談でリクエストしてくれたのであろうカエルアンコウ(陶芸)を、ホントに贈ります。イイのできるまで、もうちょっと待っててね(笑)
5・魚の中でも最近トクにはまっているのが、古生代中生代に生きていた魚類たち。
ダンクレオステウスとかヘリコプリオン、ユーステノプテロンとかいえば反応するマニアな人も多いと思います。そういう魚類を60種類くらい描き下ろした個展を来月開催します
ふだんよく描いている、サンゴ礁のキレイな魚たちではないけれど、見たことない生き物を見るのが大好きな魚ファンの方には、きっと満足していただけるのではないかと、勝手に思いこんで(笑)鋭意制作中です。ご期待ください
「化石水族館」 カンブリア紀〜白亜紀を生きた魚たち
10/16(火)〜10/21(日)
東京 阿佐ヶ谷 ギャラリーOPPO
TEL 03-3223-2080
http://homepage3.nifty.com/oppo/
友永 たろ
●ぼくのすいぞくかん http://boku-sui.net/
●うおろぐ2 http://boku-sui.blogspot.com/
●twitter http://twitter.com/vimytaro
1・秋元 一彦 (あきもと かずひこ)、ROSA RUGA (ロサルガ)のLeather Artist / designer
2・もともと子供のころから物を作る事が好きだったので職業も車の修理や鈑金塗装の仕事をしてましたが、そこを辞めて何をしようか迷ってたときにたまたま革をさわる機会があったことがこの職業についたきっかけです
3・ブランド取り扱い店のレセプションパーティーでお客さまにお会いする機会があり、お話しさせてもらってるときに、何年も大事にお使いになったお財布を嬉しそうに見せてもらえたことが感動しました
4・特に思い浮かびませんでした
5・10月に、エロティック・フェティッシュなファッション&プロダクトの合同展示即売商談会『INFAMOUS COLLECTION Vol.02』を渋谷ギャラリー・ルデコにて開催します。入場無料で一般入場可能なので、渋谷にお越しの際にはぜひお気軽にお越し下さい。もちろん、ROSA RUGAも参加いたします
INFAMOUS COLLECTION Vol.02
10月25日(木)〜27日(土)
OPEN 12:00- CLOSE 18:30 入場無料・一般入場可
http://www.InfamousCollections.com
http://www.facebook.com/InfamousCollections
ROSA RUGA (ロサルガ)
http://www.facebook.com/rosaruga
photo: Mark Pearson
1・のぎすみこ、現代美術作家、デビューから17年
2・初めはアーティストをサポートしたいと思っていました。それが、ミイラ取りがミイラ、、とでも言いますか、ギャラリー巡りをするうちに、「わたしがやらねば」と言う、根拠の無い自信を自分の無知が後押ししたのでした。
3・この活動をすることで、わたしの感情が何かひとつに大きく傾くということはありません。ですので、作品発表の場で出会った方々からも「喜怒哀楽」のすべてを受け取ることになります。そのどれもが「心に残る」ことではありますが、「思い出」と言うよりも、わたしの作品制作の糧になっていきます。
エピソードとしては、「ひつじのさんぽ」というパフォーマンスをした時のことです。ひつじのきぐるみを着た私を見た途端、泣きだしたこどもの泣き声が、他のこどもに伝染してしまい、しばらくその場がパフォーマンスどころではない状況になったことがありました。困ったけれど面白い出来事でした。
4・うーん、、総理大臣に『おっぱいマフラー』ですかね。
5・現代美術作家なんていうと「なんだか解らない」感じですが、言わば物作りのなんでも屋さんみたいなものです。わたしはいろんな場所で作品発表しますし、素材もいろいろ使います。ダンス公演の衣装や美術、演劇の美術等もやらせてもらったこともあります。小さい物から大きな物まで、固い物から柔らかい物まで。お仕事のお声が掛かれば嬉しいです
のぎすみこ
https://www.facebook.com/Nogisumiko
1・絵描き。岩清水さやか。10年くらい
2・学生時代に、ある劇団のチラシ用の絵を描いていたのがきっかけ
3・わたしが挿絵を描いた児童書を読んだ子どもたちが、読者ハガキに挿絵を真似して描いて送ってきてくれるのはとてもうれしいです
4・ひとりじゃないのですが、できれば、ハガキ送ってくれた子どもたちみんなに返事のハガキを送りたいです。
5・わたしの絵は万人に好まれるタイプではないのですが、ときどき、気に入ってくださる方があらわれます。それはとても奇跡的で、幸せなことだと思っています。ひとつでも多く、そんな出会いがあるように、今後も描き続けていきたいと思います。
児童書、怪異伝説ダレカラキイタ?シリーズ第8巻「幽霊の連絡帳」(加藤一著、あかね書房)11月に発売の予定です。たくさん挿絵を描きますのでお楽しみに
photo: 森下泰輔
岩清水さやか
http://www8.plala.or.jp/sardine-water/
1・イラストレーターをしておりますとげとげ。です。
2004年にイラストレーターになり、2007年に美容系のルポマンガをまとめたキレイ道場を出版。「おもしろくてちょっぴりトゲのあるイラストを!」をモットーに雑誌や広告を中心にイラストやマンガを描いてます
2・看護師(前職)3年目に無性に他の仕事をしたくなりました。
やりたいことってなんだろう?って考えたときに「絵だ!」とは思ったのですがへたっぴだったし、仕事にするのは難しいとあきらめてました。そんな時失恋をして一人の時間を持て余し、新しいことを無性に始めたくなりました。そして「渋谷アートスクール」というイラストスクールへ行き始めました。週1回のカルチャースクール的な感じでしたが、わりと本格的にプロを育てる学校だったおかげで、1年通って売り込みを始め、プロになることができました。
3・初めての仕事は日経ウーマンのカットイラストだったんですが依頼が来た時は「これで堂々とイラストレーターって名乗れる!!」ってうれしくて部屋中駆け回って喜びました。
イラストやマンガの仕事をした後におもしろいってほめてもらえるのがいちばん嬉しいです。あとはルポマンガなどでいろんな体験をさせてもらえるのもおもしろいです。一時、自衛隊の雑誌「MAMOR(扶桑社)」で体験マンガの連載をしていたのでヘリや護衛艦に乗ったり、体験入隊的なこともやりました。これからもいろんな体験をしていきたいです
4・とてつもなく時間を持て余してぼーっとしている人に「よろしければこのマンガ、暇つぶしに読んでやって下さい!」とエッセイマンガや体験マンガを渡し、陰からこっそりその人が読んでいる様子を観察したいです
5・今2歳の子供の育児中で育児エッセイブログを書いてます。よろしければ見て下さい
「ママまっしぐら」
http://ameblo.jp/togetogeillust/
1・林木林(はやしきりん)と申します。詩・童謡・作詞・絵本のお話・童話などを書いています(詩・童謡詩・写真詩・朗読詩・ことばあそび・作詞ほか、絵本・童話・オヤジギャグなどの作家活動、自作の朗読活動)。詩と言葉の仕事に広く携わっています。
2・子供のころから、詩や童話などを書くことが好きで、大人になって改めてそれを仕事にしたいと思うようになったのでした。そして、紆余曲折後に夢の入口にようやく辿り着きました
3・詩の朗読をご覧になった方から、「詩が苦手だったけど、詩ってすごく素敵なものだったんですね」「詩で泣いたのは初めてです」「詩が好きになりました」などのご感想をいただいたことです
4・ちょっといま思い付かなかったので、例えば、疲れた方に、そっと木洩れ日の詩を……とか、必要とされる方の心にさりげなく、そよ風のように届けばいいなと思います。
5・今年は絵本が3冊出版されました。
おもしろさすしずめ10冊分! エンターテイメント言葉遊び寿司絵本『おすしですし!』、
カラフル夏野菜と言葉遊びが楽しい絵本『なつやさいのなつやすみ』、
なかよしバナナ3姉妹のユーモア絵本『バナナンばあば』、
どれも個性的☆笑顔がこぼれる1冊です。
【絵本ナビに『バナナンばあば』インタビューが掲載されています】
http://www.ehonnavi.net/specialcontents/interview/20120906_3/
*KRYラジオ「おはようKRY」にゲスト出演させていただきました。言葉遊びのお話、『バナナンばあば』の朗読などいたしました。
【「おはようKRY 番組ブログ】
http://kry.co.jp/blog/hotzone/2012/09/18-039253.html
*地元のコミュニティFMで、週一度『ことばのあそビバ』と言う、言葉遊び番組の選者と自作朗読をしています。もう、370回を超えました。
*かわいい虫食い葉っぱさんたちの写真を撮り詩を書いて添えています。その時々、その瞬間にしか出逢えなかった大切な一枚一枚が、私の心の中に木蔭をつくり木洩れ日を輝かせてくれている気がします。たくさんの愛らしい葉っぱさんたちに出逢いました。「一個人」のメールマガジンでも写真詩を連載中です。
【写真詩「フォトノハ」のブログ】
http://ameblo.jp/kirinblog
すごくのんびり写真詩を公開中&たまに近況
*世界のどこかの知らない誰かさんと、私が書いた作品が、こちょこちょってしたり、よしよしってしたり、いい子ねってしたり…、一緒に木洩れ日のような時間を過ごせたらいいなあ。知らない誰かさんの幸せのそばに、悲しみのそばに、自分の紡いだ詩や言葉が、そっと静かに寄り添えますように♪*そっと夢見て創作しています。
【林木林のホームページ】
http://hayashikirin.com