Rachel――桜丘にやってきた穏やかーなタイ古式・その2

「お待ちいたしておりました!」
取材のお願いをして、その取材日に取材対象を訪ねる。当コーナーの場合、飲食店をはじめとするその店舗におうかがいすることが多いわけだが、その際の第一声で聞くことが多い言葉である。その他では「よろしくお願いいたします」や「どんな取材か楽しみにしております」、「え、取材でしたっけ? はいはい、では5時間ほどそのままでお待ちください」(これは『てやん亭"桜丘店』取材時の伝説の第一声。もう一回読み直すべし)……。
それが今回、「お待ちしておりました、読んでましたよ『あそびすと』。オーナー、ついに来ましたよ『あそびすと』がっ」と、取材の申し込み時にこんな言葉が聞けてしまった。開始直後に数少ない掲載分を持ってご説明申し上げていたことを思うと隔世の感がある。いやいやまあ、もちろんこれからもまだご存知のない方には胸ぐら掴んでも振り向いていただく所存ですが。
 

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そんなありがたい言葉で迎えてくれたこちら、場所は『プラマ鍼灸治療院』、そして『勝てる屋』があるおなじみ富士商事ビルにあり、しかも『勝てる屋』とは部屋番号が1番違いの603号室。今年3月2日に出来たてホヤホヤの『やさしいタイ古式マッサージRachel(レイチェル)』さんである。店長の藤崎みゆきさん、読んでいただきありがとうございます。
記したように『Rachel』さんはタイ古式マッサージのお店。先日登場いただいた『Rhythm』さんなど、桜丘はいまやタイ古式ブームの様相である。「そうですね、ひとつの街に何軒もタイ古式マッサージがあるというのは、それだけブームが広がっていたり、受け入れられている証拠ですからね。桜丘が“タイ古式銀座”になるように、私達も頑張りましょう」と笑顔で答えてくれたのはオーナーさん。  

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さて、同じ渋谷は宮益坂でまつげのエクステを扱う「まつげ屋レイチェル」を運営しているオーナーさんが、"癒しのタイ古式"を始めるならばとやってきたのが静かな桜丘。そこで店長の藤崎さんをはじめとするセラピストのみなさんがやって来る人々の心身を癒している。それにしても、身体をケアする職業は多種あれど、タイ古式を選んだのはどうしてなのでしょう?
「こういうマッサージの仕事をしたいと思っていて、いろいろな種類があるんだな……と思っているうちに、たまたま『タイ古式マッサージ』の文字が目に入ったのですね。いまは本当に出会ってよかったと思っています」と言うのは、今し方までお客さんをほぐしていた杉本多佳音さん。藤崎さんにも聞いてみると、
「同じようになにかこういう仕事がしたいと思っていたときに、タイ古式マッサージに出会いました。『二人で行なうヨガ』と呼ばれるだけあって、お互いにグーッと身体を伸ばせる。ぜひとも体験していただきたいですね」  

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「まだオープンして間もないですが、タイ古式マッサージを広めて行ければと思います。他のお店ともども、桜丘にタイが根付くよう頑張りたいですね」(みなさん)

桜丘がタイ色に染まる日は遠くなさそうだ。その一角、『Rachel』に要注目である。

Q・あなたにとって桜丘とは?

「私、桜丘には休みの日にも遊びに来てしまうんですよ。普通、職場の近所なんて休みの日に来たくないじゃないですか(笑)。そんな街ですね」(藤崎さん)

 

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おひとりさまに区切られまして、ではレッツ・タイ古式!

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【今回の桜な人々】
やさしいタイ古式マッサージRachel
藤崎 みゆきさん

〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町2-3
富士商事ビル603(マップ

ホームページ
 http://thaikoshiki-rachel.com