アメリカのテキサス州サンアントニオという、
若干場違いな土地で観光客相手に投げ縄を披露していたところ
日本の社長さんに声をかけられ帰国を決意。
栃木のウェスタン村と専属契約。
野口が企画にも携わったウェスタンショーの
派手なアクションは話題となり、テレビや新聞で取り上げられると、
彼のトレードマークでもある「野口英世ネーム入りスカーフ」の人気も
急上昇!
その年のおみやげの売り上げNo.1を記録した。
が、良い時は長くは続かず、翌年ウェスタン村は営業を休止。
野口はそれを機に上京し、牛乳配達、ステーキ屋、縄師(*1)
など職を転々とするが、
現在は渋谷にあるウェスタンブーツ専門店で店員として働いている。
某お笑い芸人の「ヒーハー!」というギャグは、
お客さんがブーツを購入してくれた際に
野口が感謝を込めて発する「ヒーハー!」からヒントを得たのではないか?
という説があるが、その真相は明らかになっていない。
履歴書の特技の欄に「投げ縄」と書こうとして
「投げ蠅」と書いてしまい、面接官から失笑された事がある。
趣味:ロデオボーイ(今でも1日30分は乗っている)
好きな野球チーム:西武ライオンズ
(*1)縄師:自らを「投げ縄の達人」と豪語する野口が、
縄の扱いなら牛も女も一緒だとばかりに勢い余って飛び込んだ世界なのだが、
さすがに左手の火傷の後遺症のため、一筋縄ではいかず1週間で辞めている。
「カウボーイ野口」の折り方は
お札でゆかいなおりがみ野口クンの本に掲載されています。
お札でゆかいなおりがみ野口クンの本
長谷川洋介 著(晋遊舎刊)
定価690円・B6・84ページ