ラーメン食べて九州一周気分!?

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パッケージを眺めているだけでも楽しくなる
鹿児島中央―博多が最速1時間19分、鹿児島中央―新大阪が最速3時間45分で結ばれる九州新幹線が全線開業。2011年3月12日の開業日に向けて九州各地では着々と準備が進み、特に年明け以降はお祝いムードも最高潮に達していたのですが……。開業日前日の東日本大震災の発生を受けて出発式や記念イベントはすべて中止という、静かな静かなスタートでした。

それでも九州新幹線開業を盛り上げるべく様々なグッズや関連商品が出ており、その中から私がチョイスしたのは……博多、久留米、熊本、鹿児島と沿線各地の味を楽しめるカップラーメン! そう、九州各地には美味しいラーメンがたくさんあるのです。しかもフタには新800系車両とN700系車両の写真が大きく載っていて、“鉄”系の人でなくても思わず手に取ってしまいそうです。

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これ博多、生の紅ショウガも嬉しい
さっそく各地を1個ずつ購入し、まずは始発ということで博多ラーメンを食べてみました。これでも福岡では長浜屋台が並ぶエリア近くに8年住んでいましたので、その味にはうるさいつもり。さっそく封を開けてみると、博多ラーメンらしく細麺に生タイプの紅ショウガも入っています。表示通りに麺と具を入れ待つこと4分、出来上がったラーメンは、確かに博多ラーメン! 豚骨スープにそうめんのように細い麺がよく馴染んでいます。
博多の味に満足し、次は久留米です。あ、博多と同じ日に食べたわけではありません。豚骨ラーメン=博多と思われるかもしれませんが、実は久留米がその発祥の地と言われています。久留米ラーメンのスープは博多とあまり変わらないかなと感じましたが、決定的な違いは麺の太さ。トータルすれば合格点でしょう。
次は熊本! 繰り返しますが同じ日に食べたわけではありません。紅ショウガは消え、マー油とニンニクの風味たっぷりのスープがいかにも熊本らしい感じ。これまでの中でもっともこってりした味わいでした。
そして終点・鹿児島・しつこいようですが同じ日に食べたわけでは(以下略)。鹿児島ラーメンは豚骨に鶏ガラや野菜も加えてスープを作りますから、少しまろやかな口当たり。そのスープに馴染む太いしっかりした麺も特徴です。欲を言えばモヤシやキャベツなどの具が欲しい感じです。

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完成したところ。さっそくいただきます!
総評としては各地区のラーメンの特徴を捉えつつ、平均的な味わいに仕上がっているかなと思います。4つ食べても800円ちょっと、お手頃価格で充分に各地に「旅した気分」は楽しめました。