やっぱり重たい「背番号19」
「草茂み ベースボールの道白し」
『坂の上の雲』にも登場する正岡子規が、大の野球好きだったことは有名です。彼は病床にありながら大好きな野球に関する句をたくさん残していますが、なかでもムコ殿のお気に入りはこの句。
子規は明治35年、35歳という若さでこの世を去っているのですが、野球好きのムコ殿もついに子規の没年に並びました。子規の分まで、というわけではないのですが、今年はとくに丁寧に、熱く、野球を見ていきたいと思っています。
というわけで、球春、到来。
2011年の日本プロ野球は、ここ数年のうちでもっとも盛り上がる予感がします。話題のスーパールーキーたちが顔をそろえ、今年が日本での最後のプレーになるかもしれない大エースも健在。移籍して新天地での活躍が気になる選手も数え切れません。ケガなく、持てる力をフルに出してシーズンを戦い抜いてほしい!
で、ムコ殿が一番応援する選手は誰かといえば、遠くメジャーリーグで頑張っている上原浩治投手の名前を挙げさせてください。なにを隠そう、彼もまたムコ殿と同い年。
読売ジャイアンツのエースとして、また日本代表として国際試合でも大活躍した彼は、2009年に念願のメジャーへ。昨シーズンの後半からクローザ—(抑え投手)を任されるようになり、昨年はついにフォアボールを出さない「無四球記録」を継続したままでシーズンを終えたのです。
落ち着いたデザインで普段使いもできそう
オリオールズの帽子。
昔の阪急を思わせる配色?
巨人時代のレプリカユニフォームだって、
もちろん持ってますとも
そんな彼の今年の活躍を祈って、ついに手に入れました、上原Tシャツ!
彼が所属する「ボルチモア・オリオールズ」の帽子は、前に奥さまのアメリカみやげで手に入れていたので、今回は迷うことなく背番号入りTシャツを購入。黒にチームカラーのオレンジが映えてますね。もちろん背中には「UEHARA 19」。
上原投手、じつはジャイアンツ時代からこの「背番号19」を背負い続けています。この理由がまたしびれます。じつは彼、浪人してようやく大学に入ったという過去があり、苦しんだ19歳の自分を忘れないようにと今も「19」を背負っているのです。
一緒に買ってしまった巨人の高橋由伸Tシャツ。
じつは彼も同い年
たかがTシャツとはいえ、それを思うとムコ殿も気合いを入れずには着られません。
メジャー入り後はケガに悩まされ順風満帆とはいえませんでしたが、それでもマメにブログを更新してアホな話もちゃんと交えてくれたりと、ファンサービスも欠かさないところもまた上原投手の魅力です。
クローザ—ですから、接戦になれば開幕戦から彼のフォークボールが見られるかもしれません。テレビの前で待ってますよ、背番号19のTシャツを着て。