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＜夜空に気球＞

さやけき月影に漆黒の翼はエメラルド
水底に鱗のきらめき
大切なものは彼方に、近くに
本当のことをいつか捜し出そう
今、夜空に気球を再び飛ばそう

いよいよ秋がスタートします。
少しオカタイですがこれが今の私の心象風景とでも言うのでしょうか。
時が経つにつれ、始めは驚きや悲しみだったのが”がんばらなくちゃ”になり、そして今、少しずつ見えるものが出て来てだんだんと怒りに変わって来ました。
みんなはこんなにがんばっているのに、国のトップやそこから降りて来た人たちはどうなっているのか !?
薄目しか開けていない様な報道を見させられた私たちは”大変だけどがんばろう”と思いました。
でも現実はもっともっと悲惨。海外にはそのままが報道され、それがあの反応となって出て来た訳です。 それでも、それでも、ただ中にある人たちの忍耐と努力。それしか道の無い悲しさ。

以前、日本のどこかの川で夜に開かれる気球大会の映像を見ました。
夜空に浮かんで行く沢山の沢山の気球。
条件が難しくなかなか成功しないそうですが、気球が赤々と輝きながら上へ上へと飛んで行く様の美しいこと！
訳もわからずただただ感動したものです。
それ以来夜空の気球は、私にとって希望や勇気、知恵、連帯感、そして美しさの象徴の1つです。
何年か前の春のテーマにも夜空の気球は登場、2008年でしたね。
読み返したら夜空ではなく星空でした。
地球のカケラとコラボして街角の人魚を生み出そう、星空に気球を飛ばそう！とある。
明るかったのね。
今回のテーマがどの様に、具体的に反映されているのか私にもよく分かりません。
ただ、お腹に力を入れて静けさを保ち、繊細で敏感なものとタフでねばり強いものを併せ持ちたいという希望。
そこに美しさもあるのではないかという思いを表してみたかったのです。

—– イベントのお知らせ —–

えんどう もみ　2011 A/W Collection
ワールド・ジュエリー・フォーラム

松屋銀座　1階　Space of GINZA
8月24日（水）−30日（火）
ドリンク＆ミニスイーツサービス（24日のみ18：00より）

前回の企画展『盛装ピクニック』の様子はこちら
松屋銀座イベント取材風景はこちら

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