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これが Momi Style
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＜我が儘なコたち＞
この頃、ジャラジャラと石をよく買ってきます。石は重いので大変。でも石屋さんに行くと何かしら新しい面白いきれいな石を見つけて、嬉々として運んでいます。この時が一番幸せかも！？
石のセレクトにルールがある訳ではないのですが、清潔感は大事です。でもこの清潔感を強調する為にあえてちょっぴりのお下品、少しの毒をパラリと入れることもあります。これはスパイス。昔、バレエを習っていた頃”鬼才”と言われた振り付け師の先生が言いました。”ちょっぴりのう○○を百万倍に薄めてごらんなさい。い?い香りになりますよ” コレです。清潔感は大切ですがご清潔は味がありません。飽きちゃいます。
最近のお気に入りの石はムーンストーン。月の石じゃありません。見る角度でふわっと神秘的な光が現れます。この頃、このムーンストーンに様々な色が出ているのですが、以前から有りましたっけ？ 私が気付かなかっただけかも。
そして、トルマリン。なんて綺麗な石なんでしょう。以前はどちらかと言うとキライだった石。ここの問屋さんのトルマリンは抜群の魅力があります。大きくて存在感があり、でも宝石の様に近寄りがたい感じもなく、毎日の生活にも馴染む石。キャンディーみたいにカラフルで美味しそう！ミネラルたっぷりで栄養もありそうです。
手に入れてきた石を、いざ並べたてて眺めます。どーしようかなー。と、さっきまでイイ子ちゃんだった石たちがいろいろ言い始めます。
”あの子きらい” ”ここでなきゃイヤー” ”この子の隣がイイー”
あー我まま
あの手この手でなだめすかし、飴とムチ。いえムチはダメです。ムチを使うと最後まで”いやだぁー”と言い続けるので。中にはそんな我が儘な石たちを取り持ってくれる便利なのもいます。黒蝶貝の母貝、ブラックシェルと言われています。さすがお母さんだけあってこれが入ると急にみんな和やかに。いつもお世話になります。毒ではないけれど、少しだけ人工的なものも入れます。これもスパイス。
いわゆる”天然石アクセサリー”は私の苦手な分野。石を使っても、いかに”天然石アクセサリー”にしないかは、工夫のしどころです。スワロフスキーの強い光や鮮やかな色、時には人工的に色を付けた真珠も助けになります。
そしてチェーンにも注目しているのですが、様々なチェーンを石と相談しつつ入れ込むと、クール感が上がり大人のデキる女度もup！と思うのですが。コテコテより少し息を抜くところをつくるのも、ファッションの一部としては必要です。石のままの方が良かった、と石に言われないよう、格闘中です。
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