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<一瞬の谷間に>


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松屋が終わると何だかほっとしてしまう。
クリスマスで冬が終わり、その直後から春の準備にとりかかる。自分の気持ちを確認し、イメージを起こし、素材を眺め、世の流れも見る。スタートまで約2ヵ月間、奥歯を噛みしめるようにがんばる。季節のスタートが良いと安心するし、悪いと落ち込む。でも取りあえずスタートを切ったという意味でやれやれ、と少しにんまり。と思っていたらいつの間にか時間が経ってしまった。
今年の春から初夏にかけては個展やらイベントが続いているので今は一瞬の谷間、なんてのんびりしていたのだが、4月に初めてお世話になるギャラリーOIIのikedaさんと話していたら急にスイッチが入った。いかん、のんびりしている場合ではない。急にいそいそしだす。


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打ち合わせに行ってikedaさんのお目に留ったネックレス。F・スタシオンの新バージョン。スタシオンはフランス語でステーションの意味。今まではパール色々や石色々なものだったが、今回はシャープなパール。ヘリンボン=鰊の骨?葉っぱ?何に見えるかはともかく、ありそうで無い変形パールは使ってみると意外に効果あり。パールの重みと中に通ったステンレスのバランスが良いのか、動きも程よい。
満足しまっては終わりとか、常にハングリーでなくてはとよく言うが、なぜか私は自己満足、ご満悦、自分勝手が推進力・・・の様な気がする。スミマセン。
ギャラリーOIIで開催された片山みやびさんのアート、とっても好みでした。ホシイホシイ!自分への栄養も創造の推進力です。