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<時時ドキドキ>
年が明けました。
昨日と何も変わらない今日なのに、何か新たまった思いになる元旦。
寒いのに一生懸命お掃除をしたり、特別親しくはないけどずっと年に一回のお便りを出したり。お正月って不思議ですね。
この年末もお正月も、時の流れの中にあります。"時"は不思議な存在です。
時計やカレンダーという時を区切る存在もあります。
また天体や季節の移り変わりも時を感じる要素。季節は特に日本人には大切です。着るものや食べるもの、愛でるものに多大な影響を与えています。季節が無いと味気が無いでしょうね。私もつくるbijouxにも季節は大切なものです。暑さ寒さは殆ど関係無いのですが、季節を表現したり感じたりするツールでもあると思います。半年ごとにお会いする方とも、今はこんなに寒いのに次回は暑い暑いと文句を言っているのかと思うと可笑しくなりますね、などと話したり。
年々、時が早く過ぎ去る気がする。とはよく話題になる話しです。古より時のスピードは少しも変わらないのに、おかしな話しです。過去を振り返るとついこの間の事の様に思えて早く感じるのでしょうか?
何でも早く早くの世間が、猛スピードで走っている感覚にさせるのでしょうか?
新年初の教会メッセージで、インディアン女性の話が出て来ました。
山の上にある村からインディアンの女性たちはふもとまで水を汲みに来る日々。それを見た西欧人は、いっそ村ごとふもとに引っ越した方が効率が良いのではと提案しました。しかしインディアン女性の答えは"NO" 快適という誘惑に負けてしまうからだと言います。私たちには不可解な言葉に聞こえます。彼女たちは私たちよりゆったりした豊かな時を過ごしているのでしょうか。
人の中にも時があります。生まれる前から最期までずっと時を刻み続ける心臓。時を忘れない様に、神様から人へのプレゼント。
心臓はハート、ですね。よく考えるとラブリーではなく、なかなかグロテスク。インカの絵画を思い出してしまいました。ではスペード、ダイヤ、クローバーは何を示すのか…
私の思いがフラフラと本題をそれてさまよう内、メッセージは〆の話しへ。"全て神のなさる事は時に叶って美しい"
どちらを向いても明るい要素が見出しにくい年明けですね。こういう時は自分の感情を何重構造にもして、少しでも沢山の良いことや喜び、ドキドキワクワクを発見出来るよう、発見出来る力をいただける様にと願います。
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