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撮影年月日 |
2004/05/15 |
撮影場所 |
タイ/ピマーイ遺跡公園 |
学名 |
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科目・属 |
ー |
季節 |
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生育地 |
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分布 |
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石の上にも?
ピマーイの遺跡の石の上に咲いていた。直径5ミリほどの小さな花だ。
何がビックリって、石組みのほんの隙間に根を生やして、カラカラに乾き太陽熱でカンカンに熱い石の上にツルを伸ばして花を付ける植物の生命力に、まずは感嘆。
11世紀建立の遺跡の所々に風が種を運んだか、とんでもない高い所に木の芽が育っていたり、草が生えていたりする。
日本じゃとても考えられないね。「遺跡様」に草木を生やしたまんまにしておくなんて。いいのかねー、他人事ながら心配になっちゃうよ。
木の根が石を持ち上げたら、ガラガラと崩れるじゃんか。
王制国家だから、現王宮や離宮やその周辺は、びしっと整備されてはいるが、文化財までには国力が及ばないのだろう。
「手が足りない」「維持費がない」、つまりそうゆうこと。食うのに精一杯なのだ。
それでも、道中の民家周辺の寂れた様子に比べれば、だんちな費用が投じられているには違いない。
「遺跡様」はまた、民に「職」を提供し、回りまわって「食」に変わる大事な「ドル箱」でもあるのだから。
同行のまりりんが「タイの人たちにとって、王様ってどうゆう存在?」と訊ねたら、タイ美人のガイドさんが、躊躇して応えに詰まった理由がなんとなく察せられる。
など知らぬげに、小さな花は逞しくも愛らしい。
名前?
名前はちーと、わからない。
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