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撮影年月日 |
2004/04/24 |
撮影場所 |
奥多摩 |
学名 |
Uriticaceae nanocnide japonica |
科目・属 |
イラクサ科カテンソウ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
山野の木陰 |
分布 |
本、四、九 |
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結構シツコイのです
「紫の」に同じく、ガードレールの外側の林縁を「紫の」と分け合うように群れて咲いていた。
といっても、こちらは背丈は10センチちょい、葉っぱは1センチかせいぜい2センチほど、花は5、6ミリぐらいだったか、とにかく小柄。
よくよく目を凝らさないと、肉眼ではなんだか色もぱっとしないし、ただゴチャゴチャしているような感じで目立たない。
一つだけ咲いてたんでは確実に見落とすだろうが、グランドカバーのように一面に群れていればこそ、なんとか目にもとまった。
見れば見るほど「味なヤツ」っての?こういう「人」好きなのよね。
図鑑によれば、雌雄同種。
雄花序は上部の葉腋につき、長い柄があり花被片は5個。雄しべも5個ある。
雌花序は柄がなく、葉腋に固まってつくので目立たない。・・・とある。
アタシがとらまえたのは恐らく雄花序。雌花序には気がつきもしなかった。
やられたよ。
どうせアタシは「家ん中じゃ対等でしょ」と言って、亭主関白を気取ろうとするとおちゃんに食ってかかるタイプだからして、「三歩下がって影を踏まず」ってな古風はないのよ。
おっと、痴話喧嘩の話しではありません。
種の保存のための奥ふかーい知恵なんよね。
ちったー目立つ雄花序はむしりとられても、雌花序はしっかり生き残る?
あらら、アタシって結構シツッコイ?
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