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撮影年月日 |
2013/07/20 |
撮影場所 |
長野県南八ヶ岳美濃戸山荘〜赤岳山荘 |
学名 |
ASCLEPIADACEAE Cynanchum caudatum |
科目・属 |
ガガイモ科カモメヅル属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山地に生えるツル状の多年草 |
分布 |
北、本、四、九 |
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いいな〜こういうの…
どこででも見かけるようでいて、いざ「名前は?」となると「はてな?」になる。全草を観察するに「ガガイモ科」とは想像がついた。そして見つけた場所を合わせて考えて図鑑と相談したら、まずまず、さほどの苦も無く同定ができた。
7月21日に大同心の正面壁雲稜ルートを登るというので、前日の20日に赤岳鉱泉に前泊した。まあ、晩ご飯までに鉱泉に入ればいいや、なのんびり行程。草花との出会いを楽しみながら、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。
こんな優雅な「草花散策登り」はどのぐらい振りだろう?恐らく、この数年、皆無だった気がする。
例えば、見たことのない麗しい花を見かけたとして、岩の途中でないにしても、よっぽどタイミングンでも合わない限り、いちいち草花にしゃがみ込んで観察したり、撮ったりはできない相談。バリエーション・クライミングをするということは、そういうことで、スピードが安全に直結したりする。状態が良いうちに天候が崩れないうちに核心を抜けることが必須だからだ。
美濃戸山荘から歩き始めてすぐの山道脇に見つけた。いかにも「里山の住人」な装いをして斜面の影にひっそりと、けれども人懐こ気に咲いていた。こういうのを見ているのはいかにも居心地がいい。
花期は7月から8月
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