道ばたに咲いている花の名前。誰が運んだ見知らぬ樹木の芽 植物の疑問・質問・不思議探訪

あそびすとショップ

美味良品 おとりよせしました

編集長!今日はどちらへ?

アラカン編集長モンブランを行く!

BigUp

asobist creator's file

  1. はいコチラ、酔っぱライ部
  2. ikkieの音楽総研
  3. 旅ゆけば博打メシ
  4. うららの愛♡Camera
  5. Tomoka's マクロビカフェ
  6. 三笘育の登山は想像力
  7. 憎いウンチクshow
シネマピア

おもいでリストにエントリー確実、公開前の話題の映画。

最近の映画記事はこちら

旅塾



2016年(23)
2015年(16)
2014年(18)
2013年(26)
2012年(16)
2011年(13)
2010年(8)
2009年(17)
2008年(61)
2007年(36)
2006年(17)
2005年(49)
2004年(56)
2003年(53)
2002年(36)
アララト山2012/07/25-2


画像をクリックするとズームできます

撮影年月日 2012/07/25
撮影場所 アララト山・トルコ 
学名 … 
科目・属 マメ科???属 
季節 夏 
生育地 … 
分布 … 

やっぱり草花好き!

マメ科には相違なかろうが、とんと日本では見たことがない類。ヨーロッパでもお目にはかからなかった。葉はいかにもな、マメ科に特徴的な鳥羽状。何より興味深いのはほとんど花茎がなく、葉を輪状に広げ、それに守られるようにいきなり地面から花をもたげる。寒さや強風といった環境適応で獲得していった姿なんだろう。

ともあれ4200m、アララト山C1周辺にはマメ科の小花が多く見られた。どれも同じように、首をすくめたように花茎を極端に短くして、ちょいと顔を出している感じだ。その地にへばりつくような咲き姿が、なんとも哀れでけなげで愛らしい。
周辺に見かけたマメ科の草花は驚くべき多種なんだが、撮ったがピンボケなの、チラ見だけで撮れなかったのは数知れない。

いい訳なんだが、アララト山5137m・トルコに登り始めた初日の深夜から猛烈な腹痛と下痢(後にキャンピロバクた菌による食中毒と判明)に襲われ、登頂は叶わなかったどころか、C1に上がるのでさえやっとこさっとこで、下山日までテントに沈没していたわけで、下山日になってようやく下火になったとはいえ、まだ時折腹が射しこんだりして、草花の前にしゃがみ込むさえシンドイ状態だったのだ。

今になって思えば、それでも数枚撮ったのはこれはもう「草花大好き」のなせる業としか言いようもない。



*日本の植物図鑑でごく類似種を見いだせることもあるが、DNAレベルまでとなると海外種はそれを以てして同定するのは困難なので表記のような形での紹介にした。



記:2012-12-21