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ミソガワソウ


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撮影年月日 2009/08/23
撮影場所 八ヶ岳:硫黄岳・オーレン小屋 
学名 LABIATAE Nepeta subsessilis 
科目・属 シソ科トイヌハッカ属 
季節 夏 
生育地 亜高山帯の草地や深山の川原 
分布 北、本、四 

幸福感!

8月22日に夏沢鉱泉に泊まり、翌朝5時に出発して硫黄岳山頂を目指した。歩き出して40分ほどのオーレン小屋で朝食を摂った。

小屋の周りは亜高山域の草花が咲き乱れていた。帰路に同じところを通るので写真は帰りに撮った。
まだ歩き始めで、どの程度の歩きができるのかが、やってみなければわからなかったので、ともかくも山頂を目指すことにした。

赤岩の頭を経て硫黄岳山頂へ。横岳・奥の院へ足を伸ばし、硫黄岳へ登り返し、夏沢峠を経てオーレン小屋へ戻った。夏沢峠・オーレン小屋、オーレン小屋・夏沢鉱泉間はややペースダウンしたが行程表では15:30着のところを13:30には夏沢鉱泉に着いたのだから、まずまずだ。

5月18日に第2腰椎骨折で入院してから3ヶ月の後、初の山行としては「よく頑張った」と言っていい。
「ぜんぜん、問題ないっすよ」
豆板醤に言われると、ことのほか嬉しい。

オーレン小屋のすぐそばにキレイな流れが、涼やかな音を立てて流れている。その流れ沿いにミソカワソウやトリカブトが群れて咲いている。

下山完了まであとわずか。思った以上によく歩けて、およそ無事に下山ができそうだ。
ミソガワソウを撮りながら、胸は幸福感で満たされていた。



花期は7月から8月



記:2009-08-29