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撮影年月日 |
2008/07/19 |
撮影場所 |
長野県八ヶ岳:美濃戸山荘→行者小屋 |
学名 |
Pyrolaceae Monotropastrum humile |
科目・属 |
イチヤクソウ科ギンリョウソウ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山地のやや湿り気のあるところに生える腐生植物 |
分布 |
日本全土 |
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動いてみてよ
テント泊2泊で八ヶ岳:阿弥陀岳・赤岳・権現岳を縦走した。
登山口から1泊目の行者小屋まではコースタイムで2時間。
とうに2時間は経ったような気がしてはいるが、沢音が間近ということは、そこそこ登ってきたということなんだろう。
いかにもじくじくした樹林帯下のくぼ地の腐葉堆積土斜面のあちこちにぞこぞこ生えている。ここまでたくさんを一度に目にすると、山の手達れでも感嘆の声を上げる。
薄暗い林下にカンテンを点したように、そこだけがボーッと明るい。よくもまあこんな姿の植物が存在するものだとただ感心する。もしも動き出したとしても驚きこそすれ怖がったりはするはずはない。神秘的ではあるが同時にユーモラスないでたちは、まるで森の精のよう。
ねえ、動いてみてよ。誰にも言わないからさ。
花期は6月から7月
記:2009/07/17
*実際に登山して撮ってから1年が経過している。どこで何を撮ったか記憶をたどりつつなので、実際と異なる場合もあるかもしれない。
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