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撮影年月日 |
2009/05/03 |
撮影場所 |
長野県戸隠山 |
学名 |
Papaveraceae corydalis lineariloba |
科目・属 |
ケシ科キケマン属 |
季節 |
春 |
生育地 |
山野の林内 |
分布 |
本、四、九 |
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チャッチャと歩きたいもんです!
戸隠山・西岳P1尾根のふもとの「牧草地」にテント泊した。小さな池のほとりに数株咲いていた。
鏡池から牧草地までの沢沿いにはニリンソウが群れ、アズマイチゲも群生していたが、隊について歩くのに精一杯で、とても撮ってるゆとりはなかったから、大喜びで撮った。
ヤマエンゴサクはどこそこの生息域で姿形や色合いが違っていて、いつも同定に首をかしげる。図鑑の説明を読むたびに「もう少し葉のかたちも詳細に見るんだった」「苞の形も確認すればよかった」とは後悔する。
いずれにしても2009年初の「草花」がヤマエンゴサクというのは、なんだかとてつもなく嬉しい。
4日、牧草地からP1尾根の上り下り。ショウジョウバカマもよく見かけた。山はこれから「草花」シーズン。どこへ行っても目を見張るようなのにお目にかかることも多くなるだろう。なんとかチャッチャと歩けるようになり、合間に撮れるようになりたいものだ。
山に入る目的は人によって、隊によって違うのだから、ないものねだりしても致し方ないとすれば、草花を眺めつ撮りつ、ゆっくりまったり登る山行も計画したい。
テントをしょって行けるところまで。山を行き、山に抱かれて眠り、山で目覚めて、また山を行く。
そんなスタイルを確立するためにも体力と技術を要するとは、いうまでもない。曰く「単独山行などもてのほか」ではあろうが、とどのつまりは、それが最終スタイルかと思ったりもする。
「スピードがないから、ついていけないから独りで」ではなく、ありたい山行スタイルのための「独り」もあるのではと。必要とあらば行き着きたいところに時間内で歩ける工程管理および歩行能力が備わったなら、必ずしもかなわないことでもあるまい。
今年の目標は体力増強。道は遠い。
花期は4〜5月
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