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撮影年月日 |
2008/03/05 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Helleborus orientalis |
科目・属 |
キンポウゲ科ヘレボレス(クリスマスローズ)属 |
季節 |
春 |
生育地 |
ヘレボラスはギリシャ語の「地獄」。荒涼地に自生 |
分布 |
ギリシャ、トルコ原産 |
関連情報
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有象無象、大歓迎!
今年も庭でレンテンローズが咲きだした。
花苗屋さんでは「クリスマスローズ」として出回っている。
ご覧のとおり、3月〜5月ごろが花期なのに。
実は真性?のクリスマスローズはまさしくクリスマスを挟む12月から1月にちゃんと咲く。
学名をヘレボラス(Helleborus niger)というもの。
レンテンはクリスマスとはごく近い親戚。まあ、同属異種。西欧諸国では復活祭・イースター前の40日をレンテン期と呼び、その時期に咲くので名前がついた。
キリストの復活の前に「地獄」の釜のフタが開く?
なんだか妙に納得してしまう。
日本ではヘレボラス属全部をクリスマスローズと呼ぶ。「レンテン」も「クリスマス」もなんもかもゴッタで片づけちゃってるのがいかにも「日本」らしい。
ハウスで花芽をたくさんつかせて、クリスマス前に売りに出せば、恐らくレンテンローズなんていうより「クリスマス…」の方が断然、花苗の売れ行きが違ったりするのだ。
どんな名前がつこうが、ほったらかしで手入れをしなかろうが、春の訪れとともにムクムク花芽を出して、ジャカジャカ咲き出す。体力あればこそ、うちの庭でしっかり生き残っている。
もしかすると真性?クリスマスローズだったらうちの庭からは消えてしまうものなのかもしれない。
エセ、ハミダシ、ジャマ、キラワレ、スットビ、カットビ、ヘンタイ…
何と言われてもわが花をわれなりにつける。
そんな草花らの天国。
うちの庭、バンザイ!
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