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撮影年月日 |
2007/10/20 |
撮影場所 |
大菩薩嶺・丸川峠 |
学名 |
Lliaceae allium thunbergii |
科目・属 |
ユリ科ネギ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
山地の草原 |
分布 |
本(福島県以南)、四、九、沖 |
関連情報
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カンベンね〜
10月20日中央線・塩山から大菩薩嶺に登った。途中の丸川峠付近で紫色のボンボンのようなこの花を見つけた時は大喜びした。
9月22日・23日に八ヶ岳・権現岳へ登った際に、押し手川から編笠山への途中、何度か見かけたのだが、とても撮るゆとりがなく、横目で通り過ぎたから。
「あれってギョウジャニンニク?」
「ギョウジャニンニクだったら、間違いなく消えてしまってるよ」
丸川峠の山小屋の主・タダキさんに名前を教えてもらった。
ネギ属の花は皆、美しい。けれど野生で、しかもこれほど鮮やかな色をしたネギ属もそうはあるまい。
花に気をとられながら、風に揺れるススキの穂波をかき分けるように歩いていたら、先に小屋についていたヨシカワさんが
「後ろ振り向いてごらん!」
わーっ!!!
思わず叫んでしまった。
真っ青な秋空に流麗な姿の富士山が鎮座ましましていた。夢中で美人冨士を撮りまくり、ヤマラッキョウは後回しになった。
景色より草花を後回しに、なんてことはそうあるものじゃない。
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