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| 撮影年月日 |
2002/10/02 |
| 撮影場所 |
横浜市青葉区 |
| 学名 |
Alismataceae Sagittaria trifolia |
| 科目・属 |
オモダカ科オモダカ属 |
| 季節 |
夏 |
| 生育地 |
水田、浅沼、湿地 |
| 分布 |
日本全土 |
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シャッキリ、クッキリ!!
「面高」。
人の顔のようにも見える葉身が、水面から高く伸びでた葉柄についていることによる。
別名「ハナグワイ」は煮物にすると美味しいクワイと球根が似ているから。
一帯は地形のせいか、湧き水が多く、稲が黄金色になってもまだ、水を満たしている田が少なくない。
だから、時として草花が稲と競って背を伸ばしていたりする。
稲の根元にユーモラスな枝つきボンボンのようなのを見つけ、何かなと思いながら歩を進めたらば、次の一枚の休耕田だか、早めに収穫が終わった田んぼでコナギと混ざって咲いていた。ボンボンはオモダカの実なんだった。
コナギもオモダカもこの辺りでは「終りがけ」らしい。
盛りの頃はいかばかりかと思わせる。
泥田に青と白が互いに引き立てあってクッキリ美しい。
さて、足元はぬかるみでも、しゃきっと背を伸ばし、くっきりと咲いているオモダカさんを見習わねばね。
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